ものづくりコラム COLUMN

第49回「健康経営してますか?」

著者:榊原 由佳(さかきばら ゆか)
中小企業診断士コラム「先義後利」

こんにちは。株式会社テクノアの榊原です。
新型コロナウイルス感染症が騒がれて早2年、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

分散出社やテレワークの増加で出勤する回数が減っている方、プライベートでお出かけする機会が減っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も、コロナ禍の中、テレワークが増え、また、プライベートでも外出する機会が激減しました。

もともと運動嫌いで運動量が少なかった私ですが、さらに運動不足が加速、外出によるリフレッシュもなかなかできていません。そんな状況だからこそ、より「健康」に気を付けなければいけないなと改めて感じています。

さて、「健康経営」という言葉を聞いたことがありますか。

経済産業省でも、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設して、健康経営を推進しています。

1.健康経営とは

健康経営とは、従業員の健康管理や健康維持・増進の取り組みを投資と捉え、経営的な視点で考えて戦略的に実践することです。

従来、従業員の健康管理は、本人の自己管理に任されていました。しかし、労働者人口の減少による人手不足、国民医療費の増加、ブラック企業の社会問題化などを背景に、企業が従業員の健康管理を行う取り組みが注目されてきています。

2.健康経営のメリット

【1】生産性の向上
仕事のパフォーマンスは、健康状態に大きく左右されます。従業員が心身ともに健康であることで、モチベーションや生産性の向上が期待できます。

【2】企業イメージの向上
健康経営に取り組むことは、従業員を大切にしているというイメージを与えます。企業イメージが向上し、取引先へのアピールにもつながります。

【3】人材の確保
前述の企業イメージの向上により、人材の採用がしやすくなります。また、従業員にとって、心身ともに健康に働きやすい職場環境は、定着率の維持・向上につながります。

3.取り組み

さて、企業にとってもメリットのある、「健康経営」の取り組みですが、どんなことをすればよいか分からないという経営者・管理者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、弊社では、最近、ウォーキングアプリを使ったイベントなどを開催して、体を動かし、社内交流を図る取り組みを行っています。弊社は座り仕事が多く、また、在宅勤務で交流が減少しているため、社内でウォーキングイベントを開催することで、意識的に歩く習慣がつくこと、社内のコミュニケーションの促進になることから、評判は上々です。

弊社の取り組みは、一例でしかありません。経済産業省の「健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)認定法人取り組み事例集」では、多くの企業の取り組みが公開されています。その中には、貴社にピッタリな取り組みもあるかもしれません。ぜひ参考にして、「健康経営」始めてみませんか。

経済産業省「健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)認定法人取り組み事例集」

榊原 由佳(さかきばら ゆか) IT経営プロジェクト

2014年入社。

中小企業診断士 2020年5月登録。