【開催レポート/TECHS-BKユーザー様見学会】株式会社セライズ様 -作業現場での自主的な生産管理の実践-

【開催レポート/TECHS-BKユーザー様見学会】株式会社セライズ様 -作業現場での自主的な生産管理の実践-

2025年6月19日、株式会社セライズ様三和工場(新潟県上越市)にて、TECHS-BKユーザー様見学会を開催しました。本記事では、見学会の実際の様子のレポートをお届けします。

セライズ様は、1968年に創業された企業で、各種セラミック部品・製品の設計・製造・販売を行っています。
半世紀にわたって培った技術と経験を基盤に、セラミック部品・製品の提供を通じて、お客様の事業課題の解決に取り組んでいます。

株式会社セライズ 公式サイト

今回の見学会では、代表取締役社長の金子様、TECHS-BKの立ち上げを担当された管理部管理課リーダーの澤田様より、TECHS-BK導入の背景や導入効果をお話しいただきました。
また、その後の工場見学では、各作業現場の担当者様より、TECHS-BKの活用事例についてご説明いただきました。

※従業員数は見学会開催時点

見学会の内容

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①工場全体の対応力強化​

セライズ様では、これまでPCの台数やシステムを操作できる人材が限られており、生産管理担当者に業務が集中することでボトルネックが発生していました。
TECHS-BK導入後は、発注管理の状況や自部署の負荷を現場で直接確認できるようになり、生産管理担当への都度確認が不要に。
その結果、現場での自主的な対応が可能になり、全体の対応力が向上しました。

②業務見直しによる間接業務工数削減

導入当初、既存システムや生産管理に精通した担当者が退職し、プロジェクトは困難なスタートを切ることになりました。
しかし、残ったメンバーが協力し合い、予定より2ヶ月遅れながらも、キックオフから7ヶ月後には稼働に至りました。
TECHS-BK導入により、二重入力や複数のマスタ管理が不要となり、間接業務が大幅に効率化。
その結果、管理課の人員を削減し、製造課の人員を増員することができました。

③原価管理基準の構築​

セライズ様では、長年にわたり、原価管理基準の明確化が課題となっていました。
TECHS-BK稼働後、IT経営コンサルティング(※)を活用して「原価プロジェクト」を立ち上げ、TECHS-BKに蓄積されたデータを基に、目標原価率の把握や製品別原価のモニタリング体制を構築。
現在では、社内メンバーだけで原価会議を運営しています。
IT経営コンサルティング

工場見学

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事例発表後には、約1時間の工場見学を実施。
EUC Tool(※)を活用し、TECHS-BKから出力された自社専用の帳票を用いた業務効率化の取り組みについて、各作業現場のご担当者様より詳しく説明いただきました。
TECHS-BK 帳票作成オプション

参加者の声

参加者の状況

アンケート

参加目的

・基幹システム改善のヒントを得るため
・受入や在庫管理等のTECHSの活用事例を見るため
・管理システムがどのように使われているか実際に見て参考にしたい

参加者の感想

・弊社では管理者が全て管理しているが、現場で管理ができるとムダな連絡の削減ができると感じた。
・工場見学では実際の活用事例を分かりやすく説明いただき興味深かった。
・自社では考えつかなかった使い方を知ることができて良かった。

まとめ

現場の皆様の高い改善意欲に、参加者の多くが大変感銘を受けておられ、見学会後の懇親会でも活発な意見交換が行われました。
見学会の準備から当日のご案内まで、終始心のこもったご対応をいただきましたセライズ様に、心より御礼申し上げます。
また、ご参加いただいた企業の皆様にも深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

お知らせ|金子様の登壇が決定!

【第10回 東京開催】全国版 てくのわ交流会』では、株式会社セライズ 代表取締役社長・金子素子様をお迎えし、ご登壇いただきます。
本イベントは、生産管理システム『TECHS』シリーズをご利用のユーザー様限定で開催しております。
ユーザーの皆様にとって貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。

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