コラム

第6回 「もっと身近にIoT!『家電×IoT』」2019.06.03

  登場人物  

O君

テクノアの開発者。

M課長からよく頼まれごとをされる。
弟子№4。

M課長

優秀な先輩上司。

困ったときはO君によく頼みごとをする。

 

前回のコラムを読んでいただいた方、お久しぶりです!
初めて読まれる方、こんにちは!
 

前回までは「obniz(オブナイズ)」という
IoT開発ボードを使用して色々実験してみました。

今回は「IoTに興味はあるけど、プログラミングはちょっと・・・」という方に
ピッタリのものを紹介したいと思います。

今回用意した物はコチラです。

1.スマート学習リモコン(私物) New!

ラトックシステム株式会社 スマート家電コントローラ

 https://iot.ratocsystems.com/

ついに私物が出たのね。
会社には、これでつく電灯とかありませんからね。

今回は、離れた場所の電灯を点けて、
点いたかどうかをセンサーで確認してみます。
それって、前やったことに似てる気がするのだけれど。
そうです。
第4回 「obniz(オブナイズ)」で簡単IoT!~その2~(後編)」の内容そのものです。
それを6,000円支払えば、皆さん自身が体験できるんです!!
え?
それ6,000円もするの?
このスマート学習リモコンは、
輝度・温度・湿度センサーを兼ね備えた、スマート学習リモコンなのです。
ふーん、センサー付きのスマート学習リモコンなのね。

・・・そもそも、スマート学習リモコンって何なの?

はい、スマート学習リモコンは「スマート」な「学習リモコン」です。

まず「学習リモコン」とは、複数のリモコンの操作信号を覚え、
特定のリモコンと同じ働きができるスグレものです。


例えば、「電気を点ける」を覚えさせる場合、
学習リモコンに向かって、シーリングライトなどのリモコンの点灯ボタンを押します。
そうすると、学習リモコンは点灯ボタンを押したときと同じ操作信号を
送信できるようになります。

これで、手元にある複数のリモコンを学習リモコン1台にまとめることができます。
 

さらに「スマート」がつくのは、この学習リモコンがインターネットにつながって、
家の外からでもスマホで学習リモコンを操作できるようになっているためです。

それ、すごいじゃない!!
エアコンもTVも電灯も、全部スマホ1台で操作できるってことでしょ?
すごい便利になるわ!

そうです。
リモコン操作できる家電であれば、
なんでもスマホから操作ができちゃいます!
しかも、Amazon AlexaやSiri、Google Homeにも対応しているので、
音声操作もできます!


では、スマート学習リモコンを使用して、東京から岐阜の家の電灯を点けて、
点いたかどうか、スマート学習リモコンのセンサーで明るさを確認
してみます。

まずはスマホで、点ける前の明るさを確認します。

えーと、照度が「0」だから、電灯は点いていないみたいね。
はい。
では、電灯をつけてみたいと思います。
(スマホに向かって)『電気をつけて』(ピッ)
照度に注目!
ここが0lxから170lxに変わりました!

おぉ~~。
ちゃんと変わっているわ。
 

・・・え?これだけ?

はい。これだけです。

ちなみに、この「電灯をつけ、明るさを測る」ことに、
これだけの手順を踏んでいます。

(1) スマホからの点灯の命令を、インターネットを通じてスマート学習リモコンへ送る。
(2) スマート学習リモコンから電灯へ、点灯の赤外線信号を送る。
(3) スマート学習リモコンのセンサーで明るさを測る。
(4) 測った明るさを、インターネットを通じてスマホに送る。

なんというか、スマホの画面上の見た目は地味だけど、
大変なことをしているのね。

いやいや、見た目は関係ないですからね。
あと僕を見て言ってません?


もう少し正確に言うと、部屋の明るさを知るために、
先程の手順に加えて「明るさを測れ」という命令を
スマート学習リモコンに送っています。


ちなみに、スーパーマーケットなどの明るさはだいたい500lx~750lxなので、
それに比べると結構暗いですね。

部屋の電灯でしょ?
地味だから暗めなんじゃない。

偏見!?
それと、やっぱり僕を見て言ってますよね!!

前にも言いましたが、IoTの主役はセンサーです。

この機種ではできませんが、センサーが取得した値に対してしきい値を設け、
「〇〇を超えたら、××をする」といった、アラート機能も設定できます。
例えば、「湿度60%を超えたら、エアコンで除湿する」などですね。
IoTっぽくていいじゃない!
って、このスマート学習リモコンじゃできないのね。

・・・既成品ですから。
 

センサーで遠隔地の情報を取得する。
それを人が確認する。
離れた場所の情報収集方法として、IoTがあるんです!

そうね。
従来現場に行かなければ知ることができないことが、行かなくても知ることができる。
さらに、アラートを仕掛けることで、トラブルも未然に防ぐことができる。
それが、IoTの大きな役割のひとつね。

そうですね。
本コラムを通じて少しでも興味を持たれた方は、
IoT開発ボード「obniz(オブナイズ)」で色々実験していますので、
こちらもぜひご覧ください。

第2回 「obniz(オブナイズ)」で簡単IoT!
第3回 「obniz(オブナイズ)」で簡単IoT!~その2~(前編)
 

それでは皆様ごきげんよう!!