コラム

第9回 「パソコンの動作が遅い時に確認したいこと~タスクマネージャー編~」2020.06.24

先日、パソコンで作業をしていたところ「以前よりもExcelが起動するのが遅いな」と感じることがありました。
その時は作業を続けていたのですが、段々とExcelだけではなく、パソコン全体の動作が遅くなっていました。
あまりの動作の遅さに我慢の限界となり、原因の調査から解決を行いました。
今回は実際に行った「原因の調査」に焦点を当てて、紹介していきたいと思います。
 
まず私が真っ先に確認したのは「タスクマネージャー」です。
こちらの画面で、パソコンに必要以上の負荷がかかっていないかを確認しました。
タスクマネージャーで真っ先に見るべきところは[パフォーマンスタブ]の「CPU」と「メモリ」です。
ここで簡単に「CPU」と「メモリ」について説明します。
CPUは「作業者」に例えられることが多いです。

性能の良いCPUとは「仕事の効率が良い人」です。
パソコン上で操作を行うと、CPUに命令が行きます。
ここで大量の命令を一気に出してしまうと、CPUが作業を行うことが出来ずにパンクしてしまいます。

CPUの使用率は「作業者の許容量に対する作業量の割合」ですので、パンクしないように気を付けましょう。
メモリは「作業台」に例えられることが多いです。

性能が良いメモリとは「広い作業台」です。
CPUが命令を実行する際にはメモリの空き容量が必要になります。
しかし、メモリがいっぱい、つまり作業台がいっぱいになっているとどうでしょうか。

 

メモリがいっぱい、つまり作業台がいっぱいになっているとどうでしょうか

 

次の作業がしたくても、場所が無いため作業が出来ません。
メモリは常に作業が行えるように「空き」を確保してあげる必要があります。
 
タスクマネージャーでは、「CPU」と「メモリ」の使用率を確認することが重要です。
 
実際に確認してみたところ、今回は「CPUの使用率が100%に達していた」ことが原因でした。
詳細を確認してみると、タスクバーや画面以外の「表には見えていない部分」で、
以前に実行したプログラムが動いたままになっていました。
そのため、次から次に送られて来る命令を実行するのに、非常に時間がかかっていたのです。
そこで、実行中のプログラムの中から、不要なプログラムを停止させることで速度が格段に速くなりました。
 
タスクマネージャーでは、他にも「ディスク」や「イーサネット」の状況を確認することができます。
また、パソコンの起動自体が遅い時は、「スタートアップ」からパソコン起動時に実行される
アプリケーションを制限することも有効です。
ぜひ、皆さんもタスクマネージャーを活用してみてはいかがでしょうか。