IoTとは言うけれど。
著者:篠田 光貴(しのだ みつたか)2007年3月入社。
入社以来、東海地区を中心に生産管理システム「TECHSシリーズ」の営業に従事。
IT利活用での効率化はもとより、お客様の企業変革を行う仕組みのご提案をいたします。
皆さまこんにちは。篠田 光貴と申します。
私は営業職として、生産管理システム「TECHSシリーズ」をご提案させていただいております。
昨今、システムのご提案時に、IoTについてお話される企業様が多くいらっしゃいます。
今回はそのIoTについてお話をさせていただきます。
1.そもそもIoTとは
皆さまご存知のとおり、IoTとは「Internet of Things」の略で、インターネット経由でモノと通信することを表しております。
以前よりもインターネット環境が整備され、通信網が確立し、インフラ環境が整ったことも要因の1つに挙げられますが、今までインターネットに繋がっていなかった、繋ぐ仕組みがなかったあらゆるモノが、技術の進歩によりインターネットに繋がり、あらゆるモノとのコミュニケーションが可能になったと考えらえます。
2.身近なIoT
身近なIoTの1つに、「スマートウォッチ」があります。
私も愛用しておりますが、心拍センサーから毎日の健康状態をチェック、GPSによる位置情報の把握や電子決済、音楽再生など、様々なことができます。
各データを取得することで、自身の健康状態に気を配るようになりました。
このように可視化することにより、今までとは違う角度からモノの見方ができること、データに基づき判断することが可能になりました。
3.IoTがもたらすメリット
IoTがもたらすメリットとして、「人的工数の削減」が挙げられます。
今まで、人の目で確認していた作業や、実際の場所へ移動していた時間など、例を挙げるとキリがないですが、これらに様々なIoTセンサーを利用することで、大幅な時間削減を行うことが可能です。
また、先に挙げたように、取得したデータを可視化することにより、人の感覚で判断していた事象が、データに基づいた根拠のある判断を行えるようになることもメリットの1つだと考えられます。
IoTは業種に関係なく恩恵を受けることができ、かつ簡単に取り組むことができます。
4.IoTの活用
IoTは目的の明確な定義がないため、使用方法によって、利便性を向上させることや生活を一変させてくれるような変化をもたらす可能性を秘めております。
最近では、介護業界や農業界でもIoTが活用され、人材不足への対応が進められております。
製造業では、機械データを取得し、稼働管理や保全管理などを行うことが多く見受けられます。
例えば、ヘルメットにICタグをつけ、移動の動線管理を行ったり、在庫棚に重量センサーをつけ、在庫の発注点管理を行ったりと、アイディア次第では今の作業を大幅に削減することも可能です。
これからの未来、さまざまな形でIoT化が進んでいくと予想されます。
ぜひ、お困りごとがございましたら、お気軽にお問合せください。
IoTも駆使した、お困りごとを解決できるソリューションをご提案させていただきます。