ものづくりにおける共同受注とは?中小製造業が連携するメリットと事例

著者:プラッとものづくり コラム担当 ものづくりにおける共同受注とは?中小製造業が連携するメリットと事例
プラッとものづくり コラム担当 プラットフォーム事業部

現在はプラットフォーム事業部にて様々な業務に従事しております。ものづくりの依頼先探しや製造業様の営業活動にお役立ていただけることを目指し、情報発信していきます!

「大型案件の依頼があったが、自社だけでは対応できない」「営業力やリソースが足りずに機会を逃している」——中小製造業が抱えるこうした悩みを解決する手段のひとつが、共同受注です。
製造業同士が連携することで、1社では難しかった案件に挑戦でき、受注機会を広げることができます。この記事では、共同受注の定義から、複数社で連携するメリット・課題・事例まで、わかりやすく解説します。

1.ものづくりにおける共同受注とは?

共同受注とは、複数のものづくり関連企業がグループを作り、1つの案件を分業・協力して受注する仕組みのことです。このグループは「共同受注体」とも呼ばれます。

案件を受けたくても、1社だけでは一部の工程しか対応できないことも多いのではないでしょうか。例えば、ある企業は切削加工に特化、別の企業は表面処理に特化といったように、それ以外の工程は対応できないといったケースです。

しかし、複数社が連携して各社が得意な工程を担当すれば、今まで断っていた大型案件や複雑な案件にも挑戦できるようになります。

 

2.中小製造業が共同受注に取り組むメリット

製造業同士の連携には、稼ぐ力を高めるメリットがあります。

メリット①:1社では断っていた案件を受けられる

多工程・複雑な案件も、グループ内で技術を補い合うことで受注できるようになります。「自社だけでは難しい」と諦めていた案件が、受注のチャンスに変わります。

メリット②:発注側にとっての付加価値が高まる

複数の工程をワンストップで対応できれば、発注側は工程ごとに依頼先を探す手間がなくなり、窓口が一本化されます。これにより、グループに依頼するメリットを大きくできます。

メリット③:新しい分野の知見が蓄積できる

自社だけでは経験できなかった案件に挑戦することで、新しい分野の技術・知識が社内に蓄積されます。

メリット④:協業先との信頼関係が生まれる

連携を重ねることで、「困ったときに声をかけ合える仲間」ができることも大きな財産となります。

 

3.共同受注の事例

実際に「プラッとものづくり」で共同受注を行っているユーザー様の事例をご紹介します。

事例①:顔見知りの関係から共同受注へ

同じ工業施設に約60社が入居しているものの、互いの仕事内容はほとんど知らない関係でした。そこでグループを立ち上げ、案件の振り分けを通じてお互いの強みを理解し合うことで、共同受注が少しずつ始まりました。

事例②:長年の取り組みをオンラインで全国へ拡大

数十年にわたり共同受注に取り組んできましたが、町工場の減少により協業先が少なくなっていました。そこで「プラッとものづくり」を活用して全国の企業とつながり、オンラインで見積依頼・回答を行うことで、協業先が100社以上に拡大。共同受注を継続しています。

これらのグループは、一例として下記のような案件を受注しています。
・製品開発
・試作
・装置製造
・部品加工
しかし、1社がすべてを担当するのではなく、複数社で手分けをしていることがほとんどです。

4.よくある質問(FAQ)

Q. 共同受注と外注・下請けは何が違いますか?

A. 外注・下請けはある会社が元請けとなり、別会社に仕事を委託します。それに対して、共同受注は複数社がパートナーとして協力し、案件を共に受ける点が異なります。案件の特性に合わせてチーム(担当)が柔軟にが変わるので、手を挙げれば誰もが主役になれる点が共同受注の魅力です。

Q. 共同受注はどのような会社に向いていますか?

A. 特に現状に危機感を持っている企業や、新しい仕事にチャレンジしたい企業にぜひ取り組んでいただきたいです。切削・溶接・板金・表面処理・組立など、担当している工程が異なる企業同士が連携することで、今まで自社だけでは受けられなかった案件に挑戦できます。「プラッとものづくり」に在籍している共同受注グループの方は、「本業と並行して動く分大変さはあるものの、それ以上に案件を通じて経験値が増えますし、グループ活動を通じて知っていただく機会が増え、共同受注とは別に自社に仕事が舞い込んでくることもあります」とおっしゃっていました。

Q. 共同受注を始めるには何が必要ですか?

A. 協業先となる企業とのつながり(または見つける手段)が必要です。マッチングプラットフォームを使えば、協業先探しをスムーズに進められます。

Q. 「プラッとものづくり」は他のマッチングサービスと何が違いますか?

A. 「プラッとものづくり」は「グループ(共同受注体)」の機能を持ち、複数の製造業が協力して1つの案件を受ける体制を構築できる点が特徴です。1社では難しい大型案件や複数工程にわたる案件にも柔軟に対応できます。

5.プラッとものづくりで共同受注を始める

プラッとものづくり」で共同受注を始めるには、2つの方法があります。

①グループに参加する

まずはものづくり事業者としてご登録ください。その後、サービス内でグループに対し参加希望をしてください。
https://mono.platto.technoa.co.jp/tempregist/inputuser

②グループを立ち上げる

「何から始めればいいかわからない」「自社でグループを立ち上げたい」「詳しく聞きたい」という方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はこちら

https://offers.techs-s.com/platto_support

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