製品開発・試作で「安い依頼先」を選ぶ注意点

著者:プラッとものづくり コラム担当 製品開発・試作で「安い依頼先」を選ぶ注意点
プラッとものづくり コラム担当 プラットフォーム事業部

現在はプラットフォーム事業部にて様々な業務に従事しております。ものづくりの依頼先探しや製造業様の営業活動にお役立ていただけることを目指し、情報発信していきます!

「できるだけコストを抑えたい」と考えるのは自然なことです。見積もりを比較し、最も価格の低いところに依頼する。その判断自体は間違いではありません。しかし、特に製品開発や試作においては、価格だけで依頼先を選んだ結果、仕様のズレや修正が相次ぎ、最終的なコストが当初の見積もりを大幅に上回ってしまうケースが少なくありません。「安く頼んだはずなのに、なぜこんなに費用がかさんだのか」と、疑問を感じた経験はないでしょうか。
この記事では、製品開発・試作で価格を最優先した際に陥りやすい落とし穴と、コストを最適化するために併せて検討すべき視点をご紹介します。

1,なぜ「安い依頼先」を選ぶと、後から費用がかさむことがあるのか

製品開発や試作では、初期の見積額と、実際に製品が完成するまでにかかる「総コスト」が一致しないことが多々あります。

見積もりが極端に安い依頼先は、対応範囲を「製造のみ」に限定している場合が一般的です。そのため、企画・設計段階の相談や要件整理まで踏み込んだ対応は期待できず、発注側がすべての仕様を固めた状態で依頼しなければなりません。

その結果、専門的な見地から見れば不適切な仕様のまま製造に進んでしまい、多額の追加費用や修正時間が生じるリスクを孕んでいます。目先の金額だけで判断せず、完成までの全体像を見据えることが重要です。

 

2,価格重視の選び方で起きやすい2つの落とし穴

価格優先のパートナー選びには、共通して以下の落とし穴が見られます。

 

落とし穴①:要件整理を自社だけで抱えることになる

製造のみを請け負うパートナーは、仕様確定後の依頼を前提としています。そのため、素材の選定や細かな仕様検討を発注側で行う必要があり、経験不足による判断ミスが、製造段階での「この仕様では作れない」という致命的なトラブルを招きます。

 

落とし穴②:設計上の欠陥が製造段階まで持ち越される

企画・設計段階での見落としは、実際に形にするまで気づかれないことが多くあります。例えば、部品の干渉や組み立て不能といった問題は、試作品が仕上がってから発覚することも珍しくありません。問題の発覚が遅れるほど、手戻りにかかるコスト(費用・時間・工数)は増大します。

 

3,価格と併せて見ておきたい箇所

製品開発・試作を成功させるには、価格に加えて「提案力」と「対応範囲」に注目してください。「この用途なら別の加工法が適している」「この材質の方が耐久性を確保できる」といった専門的なアドバイスを初期段階で受けることができれば、完成品が想定と乖離するリスクを最小限に抑えられます。

特に上流工程から相談に応じてくれるパートナーは、企画・構想段階から一緒に要件を整理し、製造現場の知見をもとに問題を事前に予測してくれるため、無駄な手戻りを防いでくれます。

しかし、こうした上流工程から関われるパートナーを自力で探すのは手間がかかるものです。弊社のものづくりマッチングサービス「プラッとものづくり」では、多角的な技術を持つ製造業がグループを形成しており、図面がないアイデア段階からでも相談が可能です。

 

4,よくある質問(FAQ)

Q1. 価格重視で依頼すること自体、そもそも良くないのでしょうか?

決してそうではありません。量産品や繰り返し発注、標準品など、仕様が固まっている製品であれば、価格重視の選定が適しています。一方で、要件整理や仕様策定が必要な製品開発・試作のフェーズでは、価格以外の要素も慎重に検討すべきです。実際「プラッとものづくり」のユーザー様の中には、一度は価格を理由にお断りとなったものの、対応できる依頼先がおらず再度依頼があったというケースもございます。

Q2. 上流工程から対応できる依頼先は、費用が高くなりますか?

初期費用だけを見れば、対応範囲が広い分、高くなる傾向にあります。しかし、試作後の修正ややり直しのリスクを低減できるため、最終的なトータルコスト(総予算)で見れば、結果的に安く抑えられるケースが多くなります。

Q3. 上流工程から対応できる依頼先は、どう探せばよいですか?

問い合わせ・相談の際に「アイデア段階からの相談が可能か」「要件整理への参画が可能か」を直接確認するのが有効です。

プラッとものづくり」には、企画・設計・研究開発から携われるパートナーが多数在籍しています。

Q4. 試作の依頼で、仕様が固まっていなくても相談できますか?

はい、可能です。「プラッとものづくり」では、「何を作りたいか、おぼろげなイメージはあるが具体化できない」という図面がない状態からでも相談を受け付けています。さまざまな得意分野を持つ製造業がグループを組んでいるため、設計・素材・製造方法など多角的な視点からアドバイスを行い、形にするお手伝いをします。

 

5,「プラッとものづくり」で相談・依頼してみませんか

製品開発や試作の依頼においては、価格だけでなく提案力や対応範囲という視点を加え、自分たちが実現したいものづくりを「誰と共に作り上げるか」という視点を持ってみてください。

プラッとものづくり」には、製造はもちろん、企画・構想段階からの支援に強みを持つものづくりパートナーが揃っています。「まずは話を聞いてもらいたい」という段階でも、お気軽に「プラッとものづくり」にご相談ください。

あなたのアイデアを形にする第一歩を一緒に踏み出しましょう。

 

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