製品開発で困ったら?相談先の選び方と事前準備
著者:プラッとものづくり コラム担当
現在はプラットフォーム事業部にて様々な業務に従事しております。ものづくりの依頼先探しや製造業様の営業活動にお役立ていただけることを目指し、情報発信していきます!
製品開発の悩み、一人で抱えていませんか?
「社内に企画は挙がっているけれど、技術面で実現できるか不安がある」
「図面が完全に固まっていないけど、どこに相談したら良いかわからない」
特に技術的な要件が複雑な製品や社内にノウハウがない新規製品の開発では、自社だけでは難しいのではないか、この進め方で良いのかと感じることもあるでしょう。
この記事では、製品開発の相談先の選び方と相談前に準備しておきたいポイントについて解説します。「誰に、いつ、何を相談すればよいのか」を整理したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
1. 相談先の選び方
まずは自社が製品開発のどの段階にいるかを把握し、その段階に適した相談先を選びましょう。
【段階1】企画・構想段階:「本当に作れるのか?」を確認する
今考えている製品のイメージを形にした場合、どのようなものになるのか具体化する段階です。早い段階で専門家の意見を聞くことで、手戻りによる無駄な時間・コストを減らすことができます。一口にものづくり企業といっても、得意分野はさまざまです。例えば、特定の加工技術による製造に特化した企業、試作に強い企業、量産に強い企業、ゼロからイチの製品開発を得意とする企業など、専門性や対応範囲は企業によって異なります。企画・構想段階で相談先を探す際は、「アイデア段階から対応」「構想段階からサポート」といった内容や、「ものづくりコンサルティング」「製品開発支援」を掲げている企業に注目しましょう。こうした企業は企画・構想段階から相談を受け付けてくれる可能性が高いです。
【段階2】試作段階:作って改良を繰り返す
設計がある程度固まり、実際に形にする段階です。1回の試作で完璧なものができることは稀なので、「作って、課題を見つけて、改良する」というサイクルを素早く回しましょう。試作段階では仕様変更や追加に検証が必要となることが頻繁にあります。まずはコミュニケーションがとりやすいこと、そして「こうすればもっと良くなる」と提案をしてくれる企業に相談することが、結果的に満足のいく製品につながります。試作段階では、「試作」「小ロット対応」「提案力」といったキーワードを掲げている企業を探しましょう。また、お客様の声や実績を確認し、「柔軟に対応してくれた」「的確なアドバイスをもらえた」といった内容があれば、コミュニケーションをとりやすい可能性があります。
【段階3】量産準備・量産段階:量産に適した設計にし、安定した品質とコストで生産する
試作とは異なり、量産では工程を標準化し、安定した品質を確保することが求められます。この段階では、実際に量産ラインを持つ製造受託企業や、量産設計の実績が豊富な企業に相談しましょう。量産設計(DFM:Design for Manufacturing)とは、量産がしやすく、品質やコストを安定させるために設計を最適化する考え方です。例えば、試作品を見て「この部分は金型を変えればコストを30%削減できます」「材料をこちらに変更すれば耐久性が上がります」「この構造だと組立工程が複雑になるので、設計を変更しましょう」というように量産に適した製造方法にすることです。対応してくれる企業を探すには、具体的な量産実績(類似製品での経験、ロット数、期間など)や量産設計実績を確認しましょう。
いくつかの段階を一貫して対応できる企業もいれば、特定の段階に特化した企業もいます。自社の現在地を正しく把握し、どのような支援が必要なのかを明確にしてから相談先を選びましょう。
2. 相談前に整理しておきたい5つのポイント
相談前には下記5つのポイントを整理しておくことで、相談先から自社に合った提案を引き出しやすくなります。
1. 製品のターゲットと提供価値
「誰に、どんな価値を提供する製品なのか」を明確にしましょう。ターゲット顧客は誰か(BtoB?BtoC?業界は?)、どのような点で顧客に役立つのか。これらが明確になっていると、機能や仕様を見直す際の判断軸になります。
2. 開発のスケジュール感
目安でもスケジュール感がわかれば、実際にパートナー側で対応できるのかどうかや、それに合わせた提案をしやすくなります。
3. 予算
「まずは概算見積もりが欲しい」と伝えるのも一つの方法ですが、予算を具体的に伝えた方が具体的な提案を引き出すことができます。「この予算で何ができるのか」「予算を上げる・下げる場合にどうなるか」「コストを抑えるための案」といったアドバイスを得やすくなります。
4. 自社でできること・できないこと
製品開発のどこまで自社で対応して、どこから外部の力を借りたいのかを整理しましょう。
5. 優先順位
品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)、いわゆるQCDの何を優先したいかをパートナーに伝えると、それに合わせた提案を引き出しやすくなります。例えば納期を優先したいなら新規で部品を作らずに既存のものを活用する、コストを優先したいならよりコストの低い製造方法に変更する、品質を優先したいなら多少時間がかかっても試作の回数を重ねるといった提案につながります。
3. 相談先探しに困ったら
ここまで、製品開発の段階に応じた相談先の選び方と、相談前にしておきたい事前準備について解説してきました。しかし実際には、「自社に合うパートナーをどうやって探せばいいのか分からない」「相談先を探すのに時間がかかる」という声も多く聞かれます。
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