コラム

「手塩にかけなければ人は育たない」 岩永 宏史2019.11.07

「手塩にかけなければ人は育たない」

 

最近研修で読んだ、永守重信さん(日本電産 創業者)の著書に書かれていたことと、

ちょうど同じような体験をしていたので、その事を書かせていただきます。

 

私には、6歳になる息子がおります。

東京都内で暮らしているのですが、東京は何でも便利なもので、
「交通公園」という公園があります。

 

その中には、信号機や標識、踏切などが設置されており、

乗り物に乗りながら、交通ルールを学べるスポットです。

自転車等の乗り物も無料で借りることが出来ます。

 

そこで週末になると、息子を連れて行き、

汗をかきながら、自転車に乗る特訓を繰り返しておりました。

 

つい先日、遂に一人で乗れるようになったのですが、
この自転車の乗り方を教えること自体が、
社会に例えると、人材教育に似ているなと感じました。

 

・乗り方を見せてあげる(手本をみせる)
       ↓
・実際に乗ってもらい、
 倒れないように後ろで補助する(同行して話を補助する)
 これを何回も繰り返す
       ↓
・徐々にスピードを上げて、そっと手を放す(1人で仕事をする)
       ↓
・少しづつ乗れる距離が増えていく(徐々に手離れ)

 

と、自転車の乗り方を教える方法も、後輩を育成する方法も同じ手順なのです。

 

乗り方を教えた経験のある方だと分かりますが、
同じことを何度も繰り返し教える必要があり、非常に大変で、時間もかかります。

 

それと同様に、人を育てるという事は、大変で、時間がかかるものです。

後輩がいる人、これから入ってくる人、環境は様々でしょうが、

永守さんの著書に書かれていた通り、「手塩にかけなければ人は育たない」のです。

 

日本は少子高齢化、人手不足が叫ばれ始めていますが、
これを読んでいる方の会社に、新人さんが入ってこられた時に、
この話を思い出して、手塩にかけて人を育ててほしいと思います。


TECHS事業部 岩永 宏史