コラム

第4回 「obniz(オブナイズ)」で簡単IoT!~その2~(後編)2019.01.16

  登場人物  

O君

テクノアの開発者。

M課長からよく頼まれごとをされる。
弟子№4。

M課長

優秀な先輩上司。

困ったときはO君によく頼みごとをする。

 

前回のコラムを読んでいただいた方、お久しぶりです!

初めて読まれる方、こんにちは!

 

前回は「obniz」というIoT開発ボードを使用して、サーボモーターを動かしてみました。

今回は、その発展、ということで色々実験してみましたので、ご紹介したいと思います。

 

前回のコラムはこちら

「obniz(オブナイズ)」で簡単IoT!~その2~(前編)

 

あら、ちゃんと利便性を感じるものを考えてきたのね?

さすがじゃない!!
試練を与えた甲斐があったわ!!!

誰えええええええええ!?

というか「ベルばら」!? (「ベルばら」ご存知ない方はググって下さい)

前回のコラムを見て思ったの!
私のアゴはもっとシャープなはず!!

読者に誤解を与えるといけないから、少しイラストをリアルに近づけてみたわ!!!

・・・。


では早速、今回はサーボモーターに加え、センサーを利用して実験しましょう。

スルー!?

 

今回用意した物はコチラです。
1.obniz
2.SG5010 デジタルサーボ
3.MicroUSB電源アダプタ+ケーブル
4.ジャンパー線
5.SB412A 焦電型赤外線(人感)センサーモジュール ¥500(経費) ←New

 

 

 

経費で落とせたのね、よかったじゃない。
それはともかく、これが赤外線センサー??
すごく小さいし、部品として実物を見たのは初めてよ。
 
僕たちが普段目にするのは、防犯ライトのように
製品として完成している物ですからね。
電子部品の専門店に行くか、そういう業種でないと
手に取る機会はあまりないかと思います。
 
画像だと分かりにくいですが、サイズは18mm×10mmと本当に小さいです。
それでも最大5mも離れた人間を感知することができるんですよ!
電子部品の世界は日進月歩であると、あらためて感じました。
 
本当ね。
それで、利便性を感じるもの、って結局何を作ったの?

 

IoTの主役はセンサーですからね。
センサーとサーボーモーターを組み合わせることで、
ライトをもっとIoTらしく、賢くしてみました。

簡単に言いますと、人が近づくとライトが自動で点いて、
さらにその時間を記録して教えてくれます。

 

へぇー!!
それは楽しみね!!!
では実際にやってみますね。
まず、サーボモーターを操作したいライトのスイッチに設置します。

 

 

ちょーっと待ったぁぁ!!
これはさすがにやっつけ仕事感がすごくない??

これってガムテープじゃ・・・。

 

 

これがリーン開発ですよ!!(←違います)
(リーン開発:最小限のコストで実装し、スピーディーにリリースして反応を計測。
計測結果を精査し、反響があればさらに一歩進めて実装をしていく、
繰り返し型開発手法のこと。)

 

 
ふぅ・・・。
 
次にセンサーとサーボモーター、電源をobnizに下の画像のように繋ぎます。
サーボモーターグランド電源信号線の3つの線がありますので、
obnizの0番1番2番のコネクタに、センサーはグランド、電源、信号線を
9番11番10番のコネクタに繋げて下さい。
 
使用するセンサーによっては、グランド、電源、信号線の配置が異なりますので、
部品メーカーが公開しているデータシートは必ず確認するようにしてくださいね。
 

 

 

もはや見た目に関しては何も言うまい・・・。
あとはプログラムですね。
obnizのホームページからエディタを開き、WEB上でプログラムを書きます
ちょちょいのちょい。そして実行っと。

 


またプログラミングの部分は端折るのね・・・。

 
あまり人に解説して面白いものでもないですからね。
開発者の僕としては悲しいですが・・・。
 
ちなみに時間の記録部分に関しては、DropBoxを利用しています。
(DropBox:クラウド型ファイル共有サービス。
ファイルを簡単にネットにあげておいて複数のPCで同期がとれる
便利なサービスです。)
 
DropBox連携部分のサンプルプログラムは公式のobnizドキュメントにありますので、
実装はそれほど難しくないと思います。
 
 
では実際に動かしてみます。
 
センサーに近づくとライトが点きます。
そしてDropBoxに自動でファイルが作られて、
ファイルにはライトの点灯時間が保存されます。
 

 

 

 

 

 

お~~~!!

これは便利ね。
これってライトの点灯時間を自動で計測、管理できるってことでしょ?

データの有用性はともかく、センサーからデータを生成してクラウド上で共有って、一気にIoTっぽくなったわね!

やるじゃない!

 

ドヤァ

(イラッ)

あ、褒めるのやっぱりなし。そのドヤ顔が気に入らないわ。

ええええええーーーー!!
ふふふ
 
ぐぬぬ・・・。
おっとそろそろお時間ですね。
3回にわたりお届けしました「obniz(オブナイズ)で簡単IoT!」シリーズは
いかがでしたでしょうか。
 
IoTという言葉は本当に幅広い意味で使用されており、バズワード化しているため、
「なんだかよく分からない」「難しい」「実装コストが大きくかかる」と
思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしIoTの本質は、センサーを組み込んだデバイス、インターネット、ソフトウェア
が相互に連携し、現場改善するための手段であると僕は思います。
設備の稼働状況のモニタリングであっても、工夫次第で安価に構築可能です!!
 
コラムを通じて、「IoTは、DIYレベルで実装可能!」と少しでも思っていただけると
幸いです。(DIY:Do it yourserf の略。日曜大工。)
 
それでは皆様ごきげんよう!!
 

 

The End.