コラム

第6回 「組織力の育て方」 吉本 恵太2017.09.01

人財力は組織力の源泉

『良い会社には良い人財がいる。』皆さんもそう感じませんか?

技術力の高い人、臨機応変な対応力をもっている人、顧客との交渉が上手な人、
強いリーダーシップを発揮する人、部下の面倒見がいい人等、
良い会社には、社内外から一目を置かれる人財がいます。
やはり成長している会社や強い会社には、特にそういう人財が多いですね。

こういう話をすると多くの方は、
「それはそうだけど…うちは中小企業だし、給料も高くないし、そんな人は入って来ない…」
と言われます。

そうかもしれません、今は。
とはいえ、諦めてはそこでおしまいですから、
今回はその状況を打破する方法について考えてみましょう。

組織力とは

人財は企業力の源泉ですが、企業の組織力は人財力だけで決まるものではありません。

 

私は、企業の組織力は「①人財力×②チームワーク力」であると考えています。
 

①人財力=個人力
②チームワーク力=協働力(協力して働く力)
 

①と②を育てることで組織力は上がります。

とはいえ、これではまだ対策が絞りづらいため、さらに分解します。
 

①人財力=スキル(能力)× モチベーション(やる気)
②チームワーク力=目的の浸透度 × ルール整備度 × コミュニケーション力
 

これらの要素に対して自社の現状を分析し、
弱いところや、対策効果が大きいと考えられる部分に対策を検討します。

対策から仕組化へ

一般的な対策事例をあげます。
 

①人財力
 ・スキル(能力)向上策
   社内教育制度、社外研修、資格取得奨励制度など
 ・モチベーション(やる気)向上策
   社内表彰制度、成果報酬制度など
②チームワーク力
 ・目的の浸透度向上策
   社是・方針・目標金額などの掲示、朝礼などでの定期的な唱和など
 ・ルール整備度向上策
   業務フローの見直し、改善活動の仕組化など
 ・コミュニケーション力
   定期ミーティング、重要情報の掲示、グループウェアなどのITツールの活用など
 

当然ながら他にも様々な対策が考えられますが、
組織力を上げるための対策は、ほとんどが一過性の対策ではなく、
会社として仕組化し、長く継続してこそ成果が上がるものばかりです。
だからこそ、なかなか踏み切れないのかもしれません。
 

しかしそこを避けて、目先の対策ばかりしていては
いつまでたっても、変わることはできません。
まずは、すぐにできる組織力を育てる取組を始めてみてください。

 

・大きな声で挨拶を徹底する
・清掃を徹底的にやる
・社是を毎日読み上げ、その意味を説明する

 

このような簡単な取組でもいいのです。
とにかく続けること(仕組化)が重要です。
  

『組織力が高い魅力的な会社に良い人財は集まります。』

氏名:吉本 恵太(よしもと けいた)
所属:(株)テクノア大阪支店 TECHS事業部 西日本顧客支援部
出身:香川県高松市
趣味:釣り・登山(軽めの)
性格:いつでも明るく。熱く。前向きに。

TECHSを導入いただいたお客様に運用指導を行う部門で、 西日本の管理者を務めさせていただいております。
TECHS顧客支援では、多くのTECHSユーザー様にお伺いします。そこで得た実際の改善事例や問題解決事例を、中小企業診断士らしく、理論的にわかり易くお伝えできればと思います。
(株)テクノア 古川