【開催レポート/TECHS-Sユーザー様見学会】岸産業株式会社様 -現場に根づく生産管理とDXの実践-

【開催レポート/TECHS-Sユーザー様見学会】岸産業株式会社様 -現場に根づく生産管理とDXの実践-

※従業員数は見学会開催時点

2025年10月8日、岸産業株式会社様にて、TECHS-Sユーザー様見学会を開催しました。
本記事では、当日の講演内容や工場見学の様子、参加者の声をご紹介します。

岸産業様は、1958年に冷凍冷蔵倉庫メーカーとして設立され、現在では製造・物流の現場で使用される特殊扉の設計・製造を手がけています。食品加工場の冷凍庫扉をはじめ、内装で使用される潜水艦の扉、マイナス50℃の環境下でも機能する試験室用扉など、他では作ることが難しい製品をオーダーメイドで提供できる技術力を強みとされています。
今回の見学会では、代表取締役の岸様、取締役工場長の濱口様より、TECHS-S導入の背景や運用の工夫、現場でのリアルな活用状況についてお話しいただきました。

岸産業株式会社様 ホームページ

見学会の内容

画像クリックで拡大

①導入前の課題とTECHS導入の決断 -「頑張っているのに儲からない」状態からの脱却-

岸産業様では、売上が過去最高を更新する一方で、利益が残らないという課題を抱えていました。
材料費は把握できていたものの、作業時間や労務費は感覚頼りで、原価の実態が見えていなかったことが大きな要因でした。
この状況を変えるため、「仕事の実態をデータで見える化する」仕組みとして、TECHS-Sの導入を決断。
導入当初は、特に現場から強い抵抗もありましたが、「なぜ儲からないのかを知りたい」という共通の目的を掲げ、経営層が粘り強くサポートすることで、徐々に定着していきました。

②TECHS導入による変化と成果 -データが組織と働き方を変えた-

TECHS-Sの導入により、製造原価や進捗が可視化され、感覚に頼っていた原価管理が実績データに基づく判断へと変化しました。
赤字案件の原因が明確になり、見積もりや価格設定の見直しが可能となっています。
また、誰が・どの作業に・どれだけ時間をかけているかが明らかになったことで、個人の努力やスキルを正当に評価できるようになり、公正な人事評価やノウハウ共有にもつながりました。
最も大きな成果として、月平均60時間あった残業時間が、現在では20時間まで激減。
売上を維持しながら、生産性と働きやすさを両立する環境を実現されています。

③実践的なデータ活用と学び -TECHSは「数字管理」ではなく「改善の武器」-

見学会では、実際のTECHS-S画面を用いたデモンストレーションも行われました。
月次での予実分析や、受注別原価グラフによる工程別の確認など、データを見て終わりにせず、次の改善につなげる活用方法が紹介されました。

質疑応答では、入力精度のバラつきや現場の抵抗への対応についても共有され、「最初から完璧を目指さず、ハードルを下げて習慣化することが重要」という実践的なアドバイスが印象に残りました。

工場見学

画像クリックで拡大

後半は、岸産業様の工場内を実際に見学しました。
現場をご案内いただきながら、TECHS-Sを活用した管理方法や、日々の業務改善の取り組みについて、具体的なご説明をいただきました。

参加者の声

参加者の状況

アンケート

参加目的

・導入前の課題や、導入後の成果を知るため
・システム化・DX化の具体的な進め方を学ぶため
・現場でのリアルな運用状況を確認したかったため

参加者の感想

・課題に真摯に向き合い、現在進行形で改善を進めている点が非常に参考になりました。
・実際の運用状況を見学できたことで、自社の課題と重ねて考えることができました。
・プレゼン資料が分かりやすく、導入検討時の参考になりました。

まとめ

今回の見学会では、岸産業様のTECHS-S活用事例を通じて、現場に根づくDXのあり方を学ぶことができました。
システム導入そのものではなく、導入後にどう活用し、改善を続けていくかという姿勢が、参加者に強い印象を残した見学会となりました。
見学会の開催にあたり、多大なるご協力をいただきました岸産業様、そしてご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

 

イベント一覧はこちら

           

この記事をシェアする

TECHS-S NOA

記事カテゴリー

よく読まれている記事

お役立ち資料ランキング

記事カテゴリーCategory

全ての記事一覧