中小製造業特化型、財務分析のご紹介《先義後利》

著者:荒井 哲(あらい さとし) 中小製造業特化型、財務分析のご紹介《先義後利》        
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荒井 哲(あらい さとし) IT経営プロジェクト

中小企業診断士、ITコーディネーター

テクノアには営業職として入社。

営業活動では、年間約250社の製造業を方もして現場を多数経験。
現在は、中小製造業にIT経営コンサルティングをご提供する「IT経営プロジェクト」に所属。
財務分析、生産管理システム導入前分析、課題解決提案を専門領域とします。

こんにちは。株式会社テクノアの荒井です。

中小製造業において、「売上が上がっているのに利益が出ていない。」
「従業員のコスト意識が低い。」と言ったお困り事をよく聞きます。

私達は、財務分析とIT利活用の両面で、業績改善のお手伝いをしておりますが、
今回は、このIT経営プロジェクトが実施している製造業特化型の財務分析をご紹介します。

1.財務分析で何がわかるか

企業の決算書を5期分お預かりして、当社の中小企業診断士チームで財務分析を行っております。
その結果、良い点、悪い点が浮き彫りになります。

例えば、人間ドックの診断結果には、ご本人が自覚していないことでも
数値で指摘することができます。私の実体験ですが、お医者さんと以下のような
やり取りをした結果、生活改善をしようと思いました。

医者「コレステロール値が高めですね」

「コレステロールが高いとどうなるのですか?」

医者「動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります」

「それは心配です!どうしたら良いですか?」

医者「揚げ物を控え、よく運動をしましょう」

「わかりました。気を付けます。」

このように、医師からの「数値に基づいたアドバイス」の結果、運動を始める人、
食事に気を配るようになる人がいると思います。

企業の財務分析は、まさに健康診断のようなもので、
ご本人の自覚の有無に関わらず、数字で良し悪しが分かるようになります。

もちろん、数字だけではなく、経営者からのヒアリングを通して
因果関係を明確にする必要がありますが、
決算書の数字は経営課題を突き止める重要な材料になります。

2.実際にどのような課題抽出があるのか

最近、私が訪問したお客様の例をいくつかご紹介します。

【例1】材料費比率が上がってきている場合

診断士「材料費比率が上がっていますね。何か心当たりはありますか?」

経営者「昨今どこも材料費が高騰しているので、これはどうしようもないんです。」

診断士「では材料費が上がった分、売価を上げないと採算があいませんね。取引先と交渉をしていますか?」

経営者「始めようとしていますが、どのように交渉するべきか、ご相談させてください。」

診断士「そうですね。交渉するためには原価データなど、根拠ある資料が必要ですね。一緒に考えていきましょう。」

【例2】売上が下がっているのに、残業代が増えている場合

診断士「売上が下がっているのに、労務費が増えています。確か、従業員数は同じですが、残業が増えていませんか?」

経営者「はい、確かに残業が増えました。仰る通りで、仕事が減っているのに残業代が増えているのはおかしいですね、、、。」

3.まとめ

このように、特に決算書の製造原価報告書に着目をすることで、
経営者が気づきを得ることができるようになります。

ITは経営課題を解決するための道具であり、ITを導入する際はその目的を
しっかりと従業員と共有してから、進めたいものですね。

弊社でも、財務診断とIT利活用をご提案するコンサルティングを行っております。
ご興味がある方は是非、無料診断サービスをご利用ください。

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