マニュアル作成時に必見!画面キャプチャ&画面録画機能

著者:ものづくりコラム運営 マニュアル作成時に必見!画面キャプチャ&画面録画機能        
ものづくりコラム運営

ものづくりコラム運営チームです。
私たちは、ものづくりに関する情報をわかりやすく解説しています!
生産現場での課題解決や業務効率化のヒント、生産性向上にお役立ていただけることを目指し、情報発信していきます!

Windowsの共通操作や、Microsoft Officeで使用できる便利機能を紹介するPCお役立ちスキル情報コラム。
今回は、ExcelやPowerPointなどのWindows Officeなどでマニュアル作成時などに覚えておきたい便利機能をご紹介します。

「PrintScreen」キーだけではない、画面キャプチャや画面録画方法をポイントに解説します!

1.画面キャプチャ機能

作業中のパソコン画面やシステム画面などを画像データとして保存したいときに使用する「画面キャプチャ」機能についてみてみましょう。
パソコン画面を画像化する際に、「キャプチャ」と「スクリーンショット」といった言葉をよく聞きます。「スクリーンショット」は、コンピュータ、スマートフォンなどの画面に表示されている内容を静止画として撮影し、画像として保存することを指します。次に、「キャプチャ」は、スクリーンショットのように画面を切り取った画像や、画面上の動作や音声を含む一連のアクションを動画として記録することを指します。一般的には同じような意味合いではありますが、今回は「キャプチャ」に注目してみます。

 

①Fnキーを使用した「Print Screen(Prt Sc)」

まずは、パソコン画面の全体画像をコピーまたは印刷する際に活用する「Print Screen(Prt Sc)」の機能についてご紹介します。

キーボードショートカットがある場合

長年キーボードの右上に配置されている「Print Screen(Prt Sc)」ボタンについては、なじみのある方も多いのではないでしょうか。
「Print Screen(Prt Sc)」ボタンを押下することで、画面全体の画像がキャプチャ(保存)され、WordやExcel、PowerPointなどのファイルへ貼り付けすることができます。
この時、ディスプレイを2つつなげて画面を拡張している場合、画面をまたいだ画像をキャプチャすることもできるため、画面全体を保存したいときにおすすめです。

「Print Screen(Prt Sc)」機能でよくある質問

・「Print Screen(Prt Sc)」ボタンだけで画面キャプチャがとれない
確認1:環境によっては、「Windows+Print Screen(Prt Sc)」でプリントスクリーンが機能する場合があります。
確認2:キーボードの「F Lock」キーがオンになっている可能性があります。

 

・「Print Screen(Prt Sc)」の有効化/無効化
[設定]の[アクセシビリティ]より[キーボード]を選択し、[プリントスクリーンボタンを使用して画面切り取りを開く]の設定で「「Print Screen(Prt Sc)」をオンにすることで有効になります。

 

②範囲指定した画面キャプチャ

「Windows+Shift+S」で最速キャプチャ

次に、デバイスに「Print Screen(Prt Sc)」ボタンがない場合など、キーボードに「Print Screen(Prt Sc)」に活用していただきたいショートカットキーや便利機能についてご紹介します。
まず、覚えていただきたいのが「Windows+Shift+S」です。

このショートカットキーを活用することで、Snipping機能(切り取り&スケッチができるアプリ)を起動し、画面全体のキャプチャやドラッグで範囲指定した切り抜きができるようになります。
欲しい部分の画像だけを保存できるため、ぜひご活用いただきたい機能の一つです。
今回は、詳しくこの操作方法について手順を確認してみます。

▼STEP1:ショートカットキー「Windows+Shift+S」でアプリを起動

アプリを起動すると、画面がグレーアウトし、画面上部にツールバーが表示されます。

▼STEP2:ツールバーで、キャプチャ方法を選択

左から順番に下記キャプチャ方法のアイコンが並び、画面キャプチャの方法を選択することができます。

アイコン キャプチャ方法 補足
四角形での領域切り取り カーソルをドラッグして四角形で指定した範囲をキャプチャ
自由形式(フリーフォーム)での領域切り取り ドラッグで任意で指定した範囲内をキャプチャ
ウィンドウの領域切り取り ブラウザやシステム画面などのスクリーンショット
全画面表示の領域切り取り パソコン全体の画面をスクリーンショット

▼STEP3:選択したモードで画面キャプチャを設定

「Windows+Shift+S」で起動したツールバーでモードを選択し、対象範囲を画面キャプチャします。
範囲選択時に自動で画像をコピーしますが、画像ファイルとして別途保存したい場合は、範囲選択での撮影後に画面右下に通知されるウィンドウをクリックし、展開したアプリ内でファイル保存が必要です。
※コピーした画像は、ショートカットキー「Ctrl+V」で貼り付けしましょう。

(実際の動きを見てみましょう)

アプリを使うなら「Snipping Tool」

WindowsOSの場合、標準アプリとして使用できる「Snipping Tool」という機能があります。
機能としては、「Windows+Shift+S」と同様ですが、ショートカットキーとしてではなくアプリで常時起動したい場合などにおすすめです。
下図が「Snipping Tool」の起動イメージ画像になりますが、同様に画面キャプチャのモードを選択でき、アプリ内で画像ファイルとしての保存が可能です。

2.画面録画機能

続いて、操作中のシステム画面などを録画し、入力手順を記録したい場合におすすめしたいのが「画面録画機能」です。
ここではWindowsやOfficeアプリを使用したおすすめ機能をご紹介します。

ショートカットキー「Windows キー + Alt + R」で録画開始

Windows 10 または Windows11で画面録画を行いたい場合、試していただきたいショートカットキーが「Windows キー + Alt + R」です。
ゲームバーの画面録画機能をショートカットキーで起動し、操作中であったり最後にクリックしたアクティブウィンドウを対象に画面録画を開始します。
この時、アクティブウィンドウとして認識するためには、録画したいアプリやシステム、ウィンドウを最前面にしておく必要があります。
▼手順
① ショートカットキー「Windows キー + Alt + R」を使用
② 画面右上に録画中のウィンドウ(ゲームバー)が立ち上がり録画開始
③ ウィンドウ内の録画停止ボタン、または、もう一度「Windows キー + Alt + R 」のショートカットキーで録画を終了

ゲームバーを活用した画面録画方法(「Windows キー + G」)

[Windows] + [G] を同時に押して起動する、「ゲームバー」のメニューを活用し録画を行うことが可能です。
ゲームバーのメニューとして、複数のコントローラーが起動しますが、キャプチャコントローラーを活用し、キャプチャを行いたいウィンドウやキャプチャ方法(画面キャプチャor録画)の選択が可能です。

PowerPointを利用した画面録画

また、MicrosoftOfficeの「PowerPoint」を使用し、画面録画を行うことも可能です。
【手順】
・STEP1:ツールバーより「挿入」を選択し、「画面録画(メディア)」をクリック
・STEP2:画面上部に表示されるウィンドウ内の「領域の選択」を使用し、ドラッグで録画範囲を指定
・STEP3:音声が不要な場合は「オーディオ」ボタンを押し、非アクティブ状態にする
・STEP4:録画ボタン、またはショートカットキー「Windowsキー+Shift+D」で録画を開始
・STEP5:停止ボタン、またはショートカットキー「Windowsキー+Shift+D」で録画を終了
・STEP6:録画終了後、動画データをスライドへ配置
※この時、録画データを動画ファイルとして保存したい場合は、右クリック「メディアを名前を付けて保存」を行います。
Officeのバージョンによっては使用できない場合がありますのでご注意ください。

このように、画面キャプチャや録画方法として様々な機能が日々紹介されています。
マニュアル作成や資料作成時に、ぜひご活用ください!

この記事をシェアする

TECHS-S NOA

記事カテゴリー

よく読まれている記事

           

お役立ち資料ランキング

記事カテゴリーCategory

全ての記事一覧