コラム

徒然なるままに 第1回 「TECHS」×「IoT」で価値あるものをお届けしたい2018.10.16

「IoT」という言葉を、一度は聞かれたことがあると思います。
 
「IoT(Internet of Things)」とは、「モノのインターネット」と言われる通り、
従来インターネットにつながっていなかったモノ(センサ機器、駆動装置、電子機器など)が
インターネットとつながる仕組みや技術の事を指します。
 
国内のIoT市場は、年間成長率14.9%で成長し、2022年には12兆円規模になると言われています。
 
 出典:IDC 国内IoT市場 ユースケース(用途)別/産業分野別予測を発表   
 https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20180314Apr.html
 
車の自動運転や、スマホでの自宅の施錠や防犯、家電の操作など、
ニュースでもよく話題として取り上げられ、私たちの生活でも身近なものとなりつつあります。
他にも、機械と繋がったセンサから情報を集めることで、
人に頼らずに点検、監視ができるようになります。
センサ機器の低価格化と、人手不足の社会情勢などにより、多くの分野で注目を集めています。
 
弊社でも以前から、生産管理システム「TECHS」で製造業様の様々な問題を解決するだけでなく、
「TECHS」×「IoT」で、お客様にさらに価値あるものをお届けしたいという想いで、
IoTに取り組んできました。
今回はその取り組みの1つである、IoTの社内勉強会の内容を少しだけご紹介します。
 
今回の勉強会では、簡易化されたモデルを動かしながら、
IoTの基本的な仕組みと、それによる現場改善の実例を学びました。

■基本的な仕組み

今回使ったマイコンキットは、下記のようなシンプルな仕組みです。
 
1.入力:センサで情報(ボタン、光、音、温度等)を取得します。
2.処理:マイコンで、計算、比較、判断します。
3.出力:結果(液晶表示、リレー、LED、音、パソコンへのデータ転送等)を出力します。
 
今回使用した簡易モデルを2つご紹介します。

■[例1] 機械の加工完了を音で知らせる仕組み

[例1]は、機械の運転状況を表示するランプから、加工完了の情報を取得し、
チャイムで知らせるモデルです。
これにより、加工完了後、すぐに次の作業に取り掛かれるようになり、
無駄な待ち時間を削減できます。
 
光センサで情報を取得しているため、機械のランプ以外の光が入らないように、
チューブの中にセンサを取り付ける工夫がされています。

■[例2] 生産実績を自動収集し、Excelファイルに出力する仕組み

[例2]は、手作業で行っていた、機械の生産数の集計作業を自動化したモデルです。
このモデルでは、モーターの1回転を機械の1回の動作に見立てて、
リードスイッチ(磁石を近づけると作動するスイッチ)で機械の生産数を取得し、
それをExcelファイルに自動出力する仕組みになっています。
 
今回使用したマイコンキットは、センサや出力モジュールの付け替えが簡単に行えるようになっています。
このモデルでは、モーターに取り付けたリードスイッチにセンサを、
出力端子にはパソコンへのデータ送信装置を取り付けています。

■おわりに

今回の勉強会に参加してみて、状況に応じたセンサを選択したり、
センサが正しく情報を取得できるような工夫が必要だったりと、

まだまだ学ぶことが多いと感じました。

 

今後も、よりよい製品を提供できるよう、取り組んで参ります。