コラム

「風通し」 西村 恭範2018.09.20

9月も半ばをすぎ、朝夕はずいぶんと涼しくなってまいりました。

今夏は岐阜県で40℃を記録することが何度かありました。

一昔前は、“冷夏は景気に悪影響を及ぼすから、夏は暑い方がありがたい“
といった論調をよく見受けましたが、今年の暑さは生命の危機を感じるほどでした。

そんな夏に感じた、「風通し」のお話しです。

涼を求めて我々は風を求めます。

木陰で通り抜けるそよ風や建物内のクーラーなど、
自然・人工を問わず、見えない空気の流れに少なからぬ恩恵を受けています。

海外の方々は冬場、伝統的な日本家屋の隙間風に驚くそうですが、
湿気対策、夏場の暑さ対策に重きを置いた「風通しがいい家」はこの国の風土にあった知恵の一つ。

この「風通し」という言葉、ご存じの通り建物だけでなく組織にも使われていますね。

大辞林にはこうあります。

「比喩的に組織内などで、情報・意思の通じ具合」。

日々、様々なお客様と接する機会があると、いい会社だなと感じられるお客様に、
この「風通し」の良さを感じることはないでしょうか。
部門の垣根を越えた問題解決、萎縮せずに意見を交わせる雰囲気、決断や稟議の迅速さ…。
一朝一夕にできるものではなく、リーダーに立った人たちの示した姿が連綿と
受け継がれていった結果だと考えています。

先に述べた通り、「風」は目に見えずともそこにその存在を必ず感じられるもの。
テクノアの「風」もまたより良いものであるよう、一人ひとり心掛けたいものですね。

 

TECHS事業部 東京本部  西村 恭範

写真は、岐阜県の板取川の清流です。