【ユーザー様見学会】株式会社協和精機様 -DX化を推進し「新しく、かっこいい製造業」を目指す-
著者:篠田 光貴(しのだ みつたか)株式会社協和精機様 川越工場にて『TECHS-BK』ユーザー様見学会を開催しました。
協和精機様について
長年培ってきた技術を活かし、常に新しいことへ挑戦を続ける
協和精機様は、1973年に設立し、金属加工、精密部品加工、切削加工を行っています。個人の小ロットから企業の大量生産まで柔軟に対応し、金属切削の可能性を広げるため、様々なジャンルの製作に挑戦しています。
2017年3月に、様々な事業を通じて、中小企業を元気にしたいという思いからグループ会社として協和ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:立松 和也)を創業。
太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギーの販売や施工事業から、他種多様な企業の持続可能かつ近代的なエネルギーの確保をサポートし、社会全体を豊かにすることを目標としています。
協和精機様のTECHS-BK活用とその導入効果
2016年8月 『TECHS-BK』を導入開始
2017年3月 システム本稼働
■導入のきっかけ
工程管理、生産に関わる情報の一元管理を実現したい
■導入効果
業務効率化に向けた改善活動やデータ分析の強化
営業・仕入・製造がデータを活用し、効率的な活動ができるようになった
結果、システム導入前と比較して売上が140%増加し、残業時間の削減も実現
見学会の内容
生産管理部 課長の牧野様より、協和精機様のシステム活用状況をご案内いただきました。
牧野様のコメント
「TECHS-BKの導入により、数字を見える化できた効果は非常に大きく、利益に悪影響を及ぼしている部品や工程の洗い出しもできるようになりました。また、業務改善を行うことにより、強化したい部署へ人材を配置転換し、正しい組織変更も行えるようになりました。
今後も、システムを利用して引き続き『売上最大・経費最小』を突き詰めていくほか、長年の課題である生産計画のシステム化や、昨今のAIやIoTの流れに遅れないように、テクノアのAI類似図面検索などを活用し、システムが持っている力を引き出したいと考えています」
牧野様より、実際に経営会議用原価計算データの活用などの仕組みをご案内いただきました。このデータは、TECHS用データ抽出ツール「EUC Tool」とExcelを活用し作成して集計されています。
また、仕組み構築にはTECHSサポートセンターが協力しました。
参加者の状況
参加者の感想
・実際に使っている会社の、良い点、これからの課題点など生の声を聞いて、大変参考になった。
・実際使っている生の現場を見られた事で導入のイメージが掴みやすかった。また運用方法、運用するための人材配置など現場のリアルを聞けて当社の課題を確認することができた。
・実際の使い勝手を直接見ることができ、自社での活用を想像することができた。