コラム

第16回 「中小企業経営者のための生産管理システム導入効果」 古川 祐介2018.06.05

5月に開催された展示会「MEX金沢2018」に於いて、

「年間約300社の製造業様との面談で見えてきた、

『中小企業経営者のための生産管理システム導入効果』」
というタイトルで、セミナーを開催致しました。

 

筆者の古川は、現場の営業担当をしており、
年間 約300社の製造業様を訪問し、

生産管理の現状把握~課題抽出~TECHSを活用した改善をご提案しています。


そこで「営業」として見聞きし、感じたこと、
更に、そのような現場を「コンサル目線」で観察・分析した結果という、
両サイドの切り口でお話させていただきました。

おかげ様で当日は、全40席の会場がほぼ満席となりました。

 

本コラムでは、そのセミナーの一部をご紹介したいと思います。

※当セミナーは、7~8月も開催予定がございます。

 ご興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

中小企業白書

1.「費用対効果」とは

生産管理システムをご提案すると、必ず返ってくる言葉があります。

 

「費用対効果があれば。。。」

 

【営業マン目線でみると】
お断りの文句としては、とても万能な言葉だと思います。

 

【コンサル目線でみると】
「経営者」「リーダー」「現場担当」、それぞれ必要な効果は違うはず。
役割・責任が異なるのだから、ギャップがあって当然です。

 

やるべきことは、役割・責任に応じて、ギャップとなっている要素を細分化し、
導入の目的や効果を、各部門に落とし込むことから始まります。

 

これが、PDCAの「P」の始まりです。


それなのに、一部の声の大きい意見によって、『費用対効果があれば。。。』で片付けられてしまいます。
これだと、PDCAの改善サイクルが、動き出しもしません。

2.中小企業がとるべき戦略

経営資源は、一般的に「ひと」「もの」「かね」「情報」と言われます。

 

その中でも、中小企業がとるべき戦略は、
「ひと」を差別化し、「情報」で武装することです。

 

詳細はセミナー内で申し上げますが、

この成果は、中小企業白書にも記載されています。

 

★画像1 「見える化等の実施状況と業績の相関」

 

中小企業白書

出典:中小企業庁ウェブサイト

(www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/PDF/chusho/00Hakusyo_zentai.pdf / 531ページより参照)

 

 

「見える化」実施企業は、「見える化」未実施企業に比べ、

2倍以上が増益しています。

 

これは「見える化」によって、
そこで働く「ひと」の意識を変え、組織力を高め、
PDCAの改善サイクルが、動き出している表れだと思います。

3.経営者に気づいてほしいこと

製造業様の投資というと、まだまだ、設備投資が優先という考えが強く、
IT投資は後回しだと感じます。

 

ですが、どちらが効果が高いかも、「中小企業白書」に記載されています。

 

★画像2 「経常利益の実績別に見た、人材不足企業の企業価値維持・向上のための取組」

 

中小企業白書

出典:中小企業庁ウェブサイト

(www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/PDF/chusho/00Hakusyo_zentai.pdf / 544ページより参照)

 

 

人材不足の中でも、増益に繋がった取組として回答された割合をみると、

グラフ赤枠内の左側「機械化」への投資より、
その右側「IT導入」への投資のほうが高くなっています。

 

これも、IT導入による「見える化」で、
そこで働く「ひと」や「組織」に変化が起きている
証拠だと思います。

「経営者のための生産管理システム導入効果」とは

「経営者のための生産管理システム導入効果」

これは、そこで働く「ひと」や「組織」に気づきを与え、変化を起こし、
自発的なPDCAサイクルが、継続される仕組み作り
です。

 

ひとの育成、ITシステムの導入には時間が掛かります。

ですが、取り組んだ企業は着実に成果を出しています。


生産管理システム「TECHS」は、
製品、導入サービスを通じて、そのノウハウを提供しています。

 

『TECHS』とともに、貴社の成長を加速させましょう。

 

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氏名:古川 祐介(ふるかわ ゆうすけ)
所属:(株)テクノア TECHS事業部 中部営業部
TECHSを導入検討いただく企業様に訪問し、
ヒアリング~課題抽出~課題解決提案をおこなう部門で、
東海北陸地区の営業責任者を務めさせていただいております。
TECHS営業課は、生産管理に課題を持つ多くの製造業様にお伺いします。
そこで見たり、聞いたり、感じた実際の事例と、
中小企業診断士の取得で得た知識を重ね合わせて、
改善ノウハウを、理論的に分かり易く、お伝えしてまいります。
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