私自身の棚卸

著者:岡野 薫(おかの かおる) 私自身の棚卸

2021年も終わりに近づいてきました。街はクリスマスモードで溢れていますね。
今年も色々とあった一年ですが、皆様は振り返っていかがでしたでしょうか?


大きな出来事を振り返ってみると、
・コロナによる、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置、ワクチン接種
・東京オリンピック、パラリンピック開催
・菅首相辞任、岸田総理誕生
などなど、世界でも色々と出来事がありました。

毎年のことながら、私は年末になると「大掃除しなくちゃ」から始まり、自分自身の今年の過ごし方について、年始に考えていた「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」を考える時期になってきます。
よく考えると「やること」「やりたいこと」って多くありますが、「やめたいこと」ができたかというのはなかなか難しいですね。「手放す」ということがどれだけ難しいかと考えさせられます。

「棚卸」という言葉は、生産管理を行っているとよく出てくる言葉です。
言葉の定義を少し記載すると、
1.決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。「年度末に—する」《季 新年》「物陰に笑ふ鼠や—/一茶」
2.人や物の欠点を一つ一つ数えあげて、言い立てること。「客の—をする」
(デジタル大辞泉より)

これを自分自身に焦点を合わせ、少し面倒だなと思うことですが、実物もそうですが、心の中も必要なことなのだと私は思っています。自分自身に「棚卸」という言葉は大げさかもしれないので「整理整頓」レベルでもよいのではないでしょうか。
そうすることで新しい年に向けて、気持ち新たに過ごせるような気がします。

2022年はどんな年になるのでしょうか。
私は、コロナの完全終息、世の中が混乱から落ち着きを取り戻してほしいことを願い、そして自分自身は新しいことに挑戦できる体力、気力を付けることを、まずは目標にしたいと思っています。

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岡野 薫(おかの かおる) TECHS事業部 顧客支援課

専門学校教員、インストラクター養成講師を経て、現在はTECHS顧客支援としてシステム導入をサポート。

今まで、導入前支援から稼働まで担当させていただいたユーザー様は150社以上。
お客様のお困りごとを解決し、しっかり活用いただいております。

真に経営に役立つIT利活用に向け、経営者の立場に立った助言・支援を行い、IT経営を実現するためのお手伝いをさせていただきます。