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ボトルネック工程の事前把握で 納期遅延のリスクを回避

株式会社ソディック エフ・ティ EMG事業部 様

ポイント生産計画業務の効率化と一元管理による増産体制への対応

  • 毎年の増産に伴い生産計画作業が増大し、個別管理による属人化と一元管理の欠如が課題だった
  • TECHS-BKのデータをSeiryuに自動取込し、ガントチャートと負荷グラフで生産計画を見える化
  • 現場任せから生産管理部主体の計画立案に転換し、ボトルネック工程の事前予測と納期遅延回避を実現

ソディック エフ・ティ様はTECHS-BKとSeiryuの連携で「計画作成から計画調整へ」という時間の使い方の変化を実現した事例です。増設工事中の生産シミュレーションにもSeiryuを活用されており、設備変化への対応力も高まっています。「根拠となるデータを提示できる」ことで社内の納期調整がスムーズになった点も見逃せません。

導入企業様

USER PROFILE
導入事例_ソディック様_中川様写真
導入事例_ソディック様_製品写真

毎年の増産に対応するため、生産計画作成業務の改善が急務であった株式会社ソディック エフ・ティのEMG事業部様。
既に導入いただいていた『TECHS-BK』と『生産スケジューラ』を連携することで業務の効率化を図りました。

ファイン・セラミックスのプロフェッショナル集団

1985年に株式会社ソディックのセラミックス研究部門として発足したソディック エフ・ティ EMG事業部様。
セラミックス製品の製造を行う同事業部は、日本国内で原料の調合から成形・焼成・研削・検査までを一貫生産管理することで 信頼性の高い超精密セラミックス製品の製造を可能とした。過去には、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催のモノづくり部品大賞「機械部品賞」を受賞している。

【今回お話を伺った方】
【今回お話を伺った方】 生産管理部 中川 拓己 様
株式会社ソディック エフ・ティ EMG事業部
商 号 株式会社ソディック エフ・ティ EMG事業部
所在地 石川県
設 立 1973年
事業内容 ファインセラミックス等の新素材製品の開発 製造、販売
ホームページ http://www.sodick-ft.co.jp/index.php/ceramics/

導入のきっかけ

増産対応には、生産計画がカギになる

『TECHS-BK』を導入していた同事業部だが、毎年のように増産が続き、人や設備の管理を行うための生産計画作成の負担が大きくなったため、早急な対策が必要になっていた。

また、生産管理部の数名で生産計画業務を行なっていたが、個別管理になっていたため一元管理をする必要があった。生産管理部の中川氏は「『TECHS-BK』と連携が可能な『生産スケジューラ』は、直感的に上手く管理ができそうだと感じた」と当時を振り返る。

改善に向けた取り組み

『TECHS-BK』×『生産スケジューラ』の連携

同事業部が生産計画を立案する際は、『生産スケジューラ』の起動時に生産計画に必要なデータを『TECHS-BK』から自動的に取り込んでいる。

また、外注工程、ボトルネック工程を考慮して確定した工程をピン留め(動かないように固定)することで段階的に計画を確定させ、生産計画業務の効率化を図っている。

導入後の変化

ボトルネック工程が事前に把握できるように

導入前は、生産計画の作成や調整が現場任せになっていたこともあり、納期遅延などの問題が起きた後でボトルネック工程を発見していたが、『生産スケジューラ』稼動後は、生産管理部で事前に生産計画を立案し、予めボトルネック工程を予測できるようになった。そのため、スケジュール調整時にはボトルネック工程に注意することで事前に納期遅延などを回避できるようになった。

現場任せから生産管理部主体へ

負荷状況などを把握するために現場での情報収集に多くの時間が必要であった同事業部。

『生産スケジューラ』を導入したことでシステムを用いて、ガントチャートや負荷グラフで視覚的に負荷の把握ができるようになった。生産計画の作成は現場主体になってしまうことが多かったが、『生産スケジューラ』の導入後は、生産管理部で立案したスケジュールをベースに現場で調整を行うようになった。

また、営業部門への納期回答や製造部門との調整の際にも『生産スケジューラ』から「根拠となるデータ」を提示することで社内での納期調整もスムーズになった。

製番を跨いで全体の工程スケジュールを把握

工場全体のスケジュールを管理するには、各工程の繋がりを把握する必要がある。『生産スケジューラ』上では、工程ごとにガントチャートが表示され「前工程」「後工程」と作業線が繋がり、製番を跨いでの全ての工程スケジュールが把握できるようになっている。それにより、工程スケジュール調整の際にも、全体のスケジュールを踏まえて調整ができるようになった。

計画作成→生産計画調整へ時間の使い方が変わった

生産計画作成のためのデータ集めなどの計画準備に時間を費やしていた同事業部。『生産スケジューラ』上で負荷調整をした計画が簡単に作成できるようになり、生産計画作成にかかる時間が削減された。「現場とのスケジュール調整に時間をかけることができるようになった」と中川氏は、導入前と導入後の時間の使い方の変化を語る。

今後の展望

今後の目標と課題について

現在、増設工事を行っており、社員も1年間で85人→100人へ増員し増産体制に向け準備を進めている同事業部。増産体制に対応するため、生産計画がますます重要になってきた。また、増設工事に伴い、一部設備が停止となるが、その際の生産計画についても『生産スケジューラ』でシミュレーションを行なっている同社。

今後の課題について中川氏は、「設備を効率よく稼動させるためには細かな制約条件を付与していく必要があるが、制約条件を付与しすぎると生産計画が立てにくくなる。バランスの良い条件を付けて効果的なスケジュールを立てることが目標」と力強く語る。

よくある質問

FAQ
Q.
増産対応で生産計画の負担が増えています。どう解決できますか?
A.
生産スケジューラSeiryuを導入することで、複数設備・複数工程の負荷を自動で最適配置した計画が立案できます。ソディック エフ・ティ様では増産体制でも計画作成時間を大幅に短縮しています。
Q.
SeiryuとTECHS-BKはどのように連携しますか?
A.
Seiryu起動時にTECHS-BKから生産計画に必要なデータを自動取込できます。受注情報・工程情報・外注工程などを反映した実態に即したスケジュールが自動生成されます。
Q.
設備の増設・変更時にも生産計画のシミュレーションができますか?
A.
はい。Seiryu上で設備構成を変更したシナリオでシミュレーションができます。ソディック エフ・ティ様でも増設工事中の生産計画をSeiryuでシミュレーションしながら対応されています。