お客様プロフィール

商 号 菱計装株式会社
所在地 長崎県
電話番号 095-820-6806
設 立 1969年1月
資本金 1,000万円
事業内容 産業用制御システム設計・製造,防衛関連機器の設計・製造
この事例で 導入された製品
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TECHS-S

1週間かかっていた原価報告業務が、たった1日で可能に

会社紹介
菱計装株式会社様は、長崎市を本拠地に設立されたエンジニアリング会社です。
「水中、陸上、宇宙の幅広い分野に亘り先端技術でお客様に奉仕する」ことをモットーに、海上自衛隊及び企業各社と協力し、産業用制御システムや防衛関連機器を設計・製造されています。
近年は自社開発商品も取り揃え、お客様のニーズに幅広く応えられるとともに、電気と機械、ハードとソフトを組み合わせる総合エンジニアリングカンパニーとして、「より確かな物づくりへの挑戦」を続けられています。さらに、これまでに培われた技術力をもとに、大学や公設試験研究機関の研究支援・製品化に積極的に取り組むなど、事業を拡大されています。
個別原価管理をスムーズに行えるTECHS-Sを採用
長畑様:「以前は、顧客管理や受注・売上、発注・仕入などは自社開発ソフト、日報はExcelと、データを別々に管理していました。
また、お客様が個別原価管理をご要望であったため、ExcelとAccessを使って原価を集計していましたが、とても時間がかかっていました。
そこで、個別原価管理をスムーズに行うために、システム導入の検討を始めました。
個別原価管理ができることに加え、マスタ登録なしで新規品の登録ができ、リピート品の登録も簡単に行えるなど、当社の製造形態に合っていたことが決め手となり、TECHS-S(以下、TECHS)を採用しました。」
1週間かかっていた原価報告業務が、たった1日で可能に
山川様:「原価集計は1週間かけて行う大変な作業でしたが、TECHS導入後は、EUC Toolで、すぐに集計できるようになりました。また、月末の締めを待たないと工数原価を集計できないという問題も、ハンディターミナルで毎日日報を登録することで解消されました。
その結果、1日あれば個別原価報告資料を作成し、得意先に提出できるようになりました。それに加え、その業務にかかっていた時間を、他の業務に充てられるようになりました。
また、システムに蓄積されたデータを基に集計することで、信頼性が高まり、お客様に安心していただける報告ができるようになりました。
社内的にも、経営会議の報告資料が簡単に作れるようになりました。また、原価状況をいつでもすぐに確認できるようになったことで、チェックの頻度が高まり、集計ミスなどの早期発見にもつながりました。」
佐藤様:「TECHSに蓄積された原価データを参照し、実際の工数原価に基づいて見積を行えるので、見積精度も向上しました。」
日報の収集工数削減と、様々な切り口でのデータ集計を実現
長畑様:「TECHSで作業指示書を発行し、工程ごとに日報を登録するようになったことで、工程別の集計や、作業分析も行えるようになりました。」
山川様:「現場の担当者は、勤怠用、報告用、自分用のメモなど、集計単位の異なる様々な作業実績を紙に書いていました。それが一本化され、ハンディターミナルでその場で登録できるようになったため、作業がとても楽になりました。
さらに、担当者自身が、予算に対する工数原価をTECHSで確認できるようになったことで、現場の原価意識が高まりました。」
TECHS導入が業務分担やプロセスの見直しの機会に
長畑様:「当社では、設計担当者が設計から物品の手配まで、幅広い業務を担当していました。今までの体制では設計担当者の負荷が高いため、TECHS導入を機に、業務分担やプロセスの見直しを行いました。」
山川様:「パッケージソフトの導入は、今まで通りのやり方には合わない部分もあります。しかし、汎用ソフトであるからこそ、どのようなやり方や運用がスムーズで一般的かを知る良い機会になりました。」
データの一元管理と情報共有で無駄を省き、フォローし合える体制に
長畑様:「在庫については、設計担当者の完全な個人管理になっていました。管理台帳はなく、在庫の使用結果を営業に報告し、原価集計に反映させているような状況でした。TECHSで在庫管理を行うことで、誰でも在庫状況が見えるようになりました。それにより、共通部品など、担当者ごとに重複して在庫を持つ無駄がなくなりました。他にも、払出の業務は実際に在庫品を使用する製造部門が行うなど、業務分担の見直しも行えました。
また、以前は設計を進めながら都度発注していたため、同じ仕入先に毎日小出しに何枚も発注書を発行していました。
TECHS導入後は、必要なものをまず部品表に登録し、そこから手配処理を行うように変更しました。これにより、まとめて発注できるようになり、紙も削減できました。さらに、他の担当者にも手配状況が見えるようになったことで、手配が進んでいないことに気づいて設計担当者をフォローできるようになりました。」
山川様:「TECHSで一元管理されたデータを、誰でも手軽にEUC Toolで抽出できるようになりました。それにより、お客様からのデータ提出の依頼にも、総務部で対応できるようになり、担当者の負荷を軽減できました。」
TECHS導入のメリットを皆が実感し、手順書作成など現場主導での動きも
山川様:「TECHS導入当初は、『今までのやり方と違う』、『なぜこのシステムを使わなければいけないのか』、『手間が増える』など、変化に対する抵抗の声もあり、正直大変な時期もありました。しかし今では、データ活用を、導入の大きなメリットの1つとして皆が実感しています。
実務担当者に受け入れてもらうために、まず総務部で業務内容と操作を理解し、各担当部門に展開するようにしました。また、テクノアの運用指導担当者に、導入のメリットを伝え続けてもらうよう、お願いしました。
稼働後も、定期的に勉強会を開催し、TECHSの操作や考え方、目的の周知に努めました。その結果、今では各部門で最適な入力方法を模索し、手順書を作成して展開するなど、現場主導でTECHS活用のために動けるようになりました。」
長畑様:「部門長が集まって意見を出し合うTECHS検討会も開催し、現場の意見を反映した納得できる運用になったことも、導入成功の一因だと思います。」
今後も余すことなくTECHSを活用
長畑様:「現在、大日程管理はExcelで行っていて、印刷すると7ページにもなります。今後は、大日程を日程計画オプションで作成し、TECHS内で共有していきたいと考えています。
また、業務の変化に伴い、今までは使っていませんでしたが、これから活用できそうな機能もあるので、業務に取り入れていきたいです。」
山川様:「今後も、その時々に合わせた運用に変更しながら、TECHSを余すことなく活用していきたいです。」

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