お客様プロフィール

商 号 コトブキテクレックス株式会社
所在地 千葉県
電話番号 0438-63-5371
設 立 1948年4月
資本金 6,840万円
事業内容 食品、バイオ、石油・化学プラント向け圧力容器、サニタリー機器の設計、製作、据付、配管工事並びにメンテナンス工事
この事例で 導入された製品
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TECHS-S

問題の早期発見により、購買適正化、原価低減を実現

会社紹介
 コトブキテクレックス株式会社様は、各種プラント機器の設計、製作、据付からメンテナンスまでを手掛けられています。製品は、食品、バイオ、ケミカル、石油化学をはじめとする様々な分野で使われています。その多様なノウハウを強みとし、お客様に最適な製品を提案されています。
 また、日本品質で価格競争力の高い製品を提供するための海外工場や、きめ細やかなサービスによって需要開拓できる営業力、的確な原価管理を三本柱として、アジア、アフリカ、アメリカなどにも多くの製品を納められています。
 近年は、長年のタンク製造技術を生かした、ビール醸造設備の製作だけでなく、その性能向上のため、自社製麦・醸造のオリジナルクラフトビールブランド「ARMSTRONG BREWING」も計画されています。
導入のきっかけ
【今回お話を伺った方】
代表取締役社長 松本 憲幸 様 、監査役 松本 道子 様、総務部 部長代理 古賀 仁博 様

社長 松本様:「以前はオーダーメイドのシステムで原価を管理していました。しかし、長年の使用での老朽化や、様々な問題が発生していたことから、新システム導入を検討することになりました。
 TECHS-S(以下、TECHS)に決めた理由の1つは、生産管理システムのシェアNo.1という実績です。TECHSは、英語のように、製造業の共通言語だと感じました。このレディーメイドのシステムに自社の業務を合わせることが、業界内で自社の価値を高めることにつながると考え、導入を決めました。」
拠点間の情報共有で、購買価格の地域差をなくし、原価低減を実現
社長 松本様:「TECHSの稼働後すぐに、各拠点のデータの一元管理と見える化による多くの効果を感じました。
 当社は国内に、千葉本社工場、四日市工場、佐賀工場、川崎出張所、東海出張所の5つの拠点があります。初めに、3つの工場にTECHSを導入し、その後すぐに川崎出張所にも追加導入しました。
 他拠点の状況がリアルタイムに見えるようになったことで、様々な地域差がなくなりました。例えば、ある拠点では、近隣ではそこでしか売っていないという理由で、割高な資材を買っていることが分かりました。しかし実は、本社で買って送った方が安かったのです。こういった気づきによって、購買の適正化と、原価低減に成功しました。
 このように、TECHSに蓄積されたデータの分析や、他拠点との比較により、明確な根拠を元に、昔からの慣習を改善できるようになったことも、大きな導入効果の1つです。」
問題の早期発見・対策が可能に
監査役 松本様:「他にも、早い段階で問題を見つけ、対策できるようになりました。
 ある拠点では、設計担当が購買業務も行っています。以前は、他拠点の購買情報が見えませんでした。そのため、それが最適でないことに気づかずに、購買を1社に頼ったり、割高な価格で購入したりしていました。
 今では、各拠点がシステムで1つに繋がったことで、他拠点がどこに発注を依頼し、単価がいくらだったかなどを把握できるようになりました。それに加えて、過去の発注先・単価なども簡単に検索できるため、発注前の確認や、相見積も積極的に行うようになりました。
 また、購買状況の見える化で、原価より納期を優先してしまう担当者がいることが分かりました。原価低減で利益が出れば、それが給料アップや安定した事業継続に繋がります。それを改めて伝え続けていく必要があるという、経営側の課題にも気づくことができました。」
原価のリアルタイム見える化と 月に25時間以上の事務工数削減
古賀様:「TECHSの導入で、事務工数が以前の半分程度になり、働き方も大きく変わりました。総務部は人員が減りましたが、全く問題なく対応できています。
 今までは、全社の仕入伝票を総務部がシステムに入力し、原価や買掛金を集計していました。手間もかかり、結果が出るのも遅い状態でした。
 今は、各拠点でTECHSに仕入などを入力するだけで、同一基準で入力・集計されたデータを、いつでも見られるようになりました。
 伝票の転記や集計が不要になったことだけでも、少なく見積もっても月に25時間以上の工数が削減できました。全社での紙の使用量も、半分程度に減っています。
 他にも、EUC Toolの活用で、大幅な業務効率が図れました。Excelで1週間ほどかけて集計していた受注報告が、今では5分で出力できます。
 また、TECHSを通じて、他拠点とも運用などを相談し合うようになりました。社内で同じシステムを使用することで、拠点間の距離が縮まり、コミュニケーションが取りやすくなったと感じています。」
ハンディターミナルの導入は、 案ずるより産むが易し
監査役 松本様:「現場での作業実績収集には、ハンディターミナルを使用しています。
 年配の担当者など、初めは抵抗がないか懸念していました。しかし、いざ始めてみると、作業券に時間を手書きするより手軽な様子で、無用な心配でした。システムへの転記作業や、転記ミスもなくなり、早く、正確な作業実績が収集できるようになりました。」
営業の原価意識向上と、 自社の強みのさらなる強化を実現
社長 松本様:「TECHSの導入で、自社の強みの1つである原価管理がさらに強化できました。
 過去原価を参照しながら見積を積算したり、仕掛段階から原価をリアルタイムに確認できるようになったことで、営業の原価意識も向上しました。
原価の計上ミスなどにも早期に気づけるようになり、正確な売上原価を、より早く把握できるようになりました。総務から営業への問合せ工数も減っていますね。」
今後の展望
社長 松本様:「次は、東海出張所にもTECHSを導入し、国内全拠点の情報を一元管理して、さらなる効率化を目指します。
 そして、売掛の詳細な回収管理や棚卸など、現在使いきれていない機能を活用していきたいと思っています。
 また、EUC Toolを活用すれば、分析資料も時間をかけず作成できます。日々TECHSに蓄積されるデータを使い、仕入先別の部品単価の評価や、事業別・顧客別の売上分析、予定工数と実績の対比などを行おうとしています。
 今後の大きな変化も視野に入れ、データを積極的に分析・活用して、様々な環境に対応できるようにしていきます。」

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