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TECHS-Sの活用で、様々な業務工数を大幅削減

アテル株式会社 様

ポイント販売管理・Excel分散管理による原価把握の困難と発注業務の非効率を解消

  • 受注増加とともに旧システムとExcelの限界を迎え、発注・仕入・原価管理に大きな課題を抱えていた
  • TECHS-S NOA導入で発注工数が1案件3日→半日に、現品票シール運用で仕入確認の手間が100分の1に
  • 買掛締処理が1ヶ月→2日に短縮し、リアルタイム原価管理で主力製品のコストダウンと品質向上を実現

アテル様の「以前かけていた労力を100とすると今は1で済む」という言葉が示すように、現品票シールとハンディターミナルの組み合わせが劇的な効率化をもたらした事例です。納品時の仕分け作業の改善が買掛締処理の大幅短縮にもつながるという連鎖効果が印象的です。主力製品PR2000シリーズの開発がTECHSによる原価低減活動から生まれた点も特筆すべき成果です。

導入企業様

USER PROFILE

会社紹介

アテル株式会社様(以下、アテル様)は、広島県福山市で、半導体向け製造装置、検査装置の設計・開発・製造を行われています。
特に重点を置くのは、扱いが難しい特殊ウェハ対応と目視検査の自動化の分野です。設計から製造、組立までを自社で行えることと、その装置制御(プログラマー)の技術力の高さを強みとし、高性能かつ操作が容易な、高いコストパフォーマンスを誇る、「必要なのに、どこにも売ってない装置」を製品化されています。
主な得意先は、自動車業界の大手メーカーや、半導体業界のメーカーですが、近年は海外のお客様にも多くの製品を納められています。

【今回お話を伺った方】
経理・資材ご担当 西畑智江様
アテル株式会社
商 号 アテル株式会社
所在地 広島県
設 立 2004年4月
資本金 1,000万円
事業内容 半導体、液晶基板搬送装置等精密機器の開発及び設計・製造・販売、電子回路の研究開発及び設計・製造・販売、エレクトロニクス関連装置の開発及び設計・製造・販売
ホームページ https://atel-corp.co.jp/

導入のきっかけ

これなら当社の問題を解決できると思い、TECHS-Sの導入を決定

西畑様「以前は、受注や入荷は販売管理システムで、原価はExcelで管理していました。当時は試作機の開発やデモ機の製造が主で、受注件数もさほど多くなかったため、それで十分でした。
従来の方法での管理に限界を感じていた中、資材担当がTECHSのDMに興味を持ちました。製品のデモを見て、これなら当社の問題を解決できると思い、TECHS-S(以下、TECHS)の導入を決めました。」

改善に向けた取り組み

発注業務の工数が10分の1以下に減少

西畑様「TECHSの導入で、発注、仕入の大幅な工数削減に成功しました。
まず発注については、設計から来た紙の部品表を転記する方法から、設計がExcelで作った部品表をTECHSに取り込む方法にしました。
それにより、1案件につき、資材担当者3人で3日ほどかかっていた発注が、1.5人、半日ほどで終わるようになりました。その結果、資材担当者の空いた時間で、他部署のお手伝いもできるようになりました。」

現品票の運用で、納品時の仕分けの労力が100分の1に

西畑様「また仕入時には、EUCToolで作った現品票シールがとても役に立っています。
以前は、発注書に製品のシリアルNo.や注文番号を記載しても、取引先からの納品書には記載されていないことがほとんどでした。そのため、納品時の仕分け作業や、発注との照合、単価確認などに大変時間がかかっていました。
そこで、現品票シールを取引先に渡し、納品物に貼ってもらうようにした結果、仕分け作業の時間を大幅に削減できました。また、納入処理はシールに印刷されたバーコードを、ハンディターミナルで読むだけになりました。以前かけていた労力を100とすると、今は1で済んでいるイメージですね。
また、仕入先からの回答納期の活用でも効果が出ています。回答納期をTECHSに入力することで、入荷予定が把握できます。事前に置き場を作ったり、男性に声掛けをしておいて、大きくて重たい荷物を運んでもらったりしています。以前は、物が届いてから慌てて対応していたので、時間のロスが格段に減りました。」

導入後の変化

買掛の締処理にかかる日数が、1カ月から2日に大幅短縮

西畑様「他にも、買掛の締処理の日数を大幅に短縮できました。以前は1カ月遅れで締めていましたが、今は締日の2営業日後には処理が終わります。
その最大の要因は、現品票やハンディターミナルの運用で、納入状況がリアルタイムに、正確に把握できるようになったことと、納入と検収を分けて管理できるようになったことです。未納入や、納入済み・未検収(納品書未着)の物を確認し、取引先に連絡することで、締前までに、必要な情報を全て揃えられるようになりました。月次決算の結果も早く分かるようになり、社長も喜んでおります。」

仕掛中から原価を低減、20日間の集計工数も不要に

西畑様「TECHSの一番の導入効果といってもいいのが、リアルタイムな原価管理です。
以前は、原価集計に毎月20日ほどかかり、残業も多い状態でしたが、今は、いつでもすぐに原価を確認できます。案件の仕掛段階から原価を確認することで、装置の構造を見直すなどの対策ができるようになりました。
こうした原価低減活動と改良を何度も繰り返すことで、当社の主力製品であるPR2000シリーズが生まれました。機種ごとに、お客様のご要望に合わせた様々なオプションを用意し、さらに付加価値を高めています。」

全社での情報共有で納期遅れを大幅削減

西畑様「TECHSの素晴らしい点は、誰でもすぐに、業務に必要な最低限の機能を使えるところです。
資材の業務は覚えることが多いです。しかし、入荷状況の確認などのTECHSを使って行う業務は、新入社員でも一度教えれば、すぐに使えるようになります。当社では、入社初日からTECHSでの消耗品の発注処理を行ってもらっています。
また、様々なデータをすぐにExcel形式で保存できる機能も大変便利です。納入状況や回答納期一覧を出力し、他部署に送るなどして活用しています。全社での情報共有が進んだ結果、納期遅れが格段に減ったことも、導入効果の一つです。」

今後の展望

TECHSのさらなる活用を目指して

西畑様「TECHSがなかったら、今頃会社が回っていなかっただろうと思うほど、様々な点で効果が出ています。
これに満足せず、どうしたらもっと便利に、楽にできるかを常に考えています。
分からないことは、導入時のインストラクターである眞崎さんに相談します。いつも的確な回答をしてくれ、とても助かっています。
今後の目標として、EUCToolをもっと使いこなせるようになりたい、と伝えたところ、TECHSの無料講習会(※TMS)を紹介してくれました。講習会で知識を深め、TECHSに蓄積したデータをさらに活用していきたいと考えています。」

※TMS:保守契約にご加入のユーザー様向けのサービスです。

よくある質問

FAQ
Q.
仕入時の部品仕分けと確認作業を効率化できますか?
A.
取引先に現品票シールを渡して納品物に貼付してもらい、ハンディターミナルで読み取るだけで仕入処理が完了します。アテル様では仕分け・確認の手間が従来比100分の1になりました。
Q.
月次の買掛締処理に時間がかかっています。どう改善できますか?
A.
納入・検収のリアルタイム管理と未納入の事前確認運用で、締日前に必要な情報を揃えられます。アテル様では1ヶ月遅れの締処理が締日の2営業日後完了に短縮されました。
Q.
仕掛中の案件の原価をリアルタイムで確認できますか?
A.
はい。TECHSでは案件ごとの材料費・外注費・労務費を仕掛中からリアルタイムに集計できます。アテル様では原価確認に毎月20日かかっていた状態から、いつでも即座に確認できるようになりました。