導入事例 CASE STUDY

バージョンアップを機に、さらなる業務改善と社員の意識改革に成功

株式会社アイム製作所 様
TECHSシリーズ | TECHS-S 50名以上 機械・装置製造業 制御盤・配電盤

高い設計力を強みに制御盤の製作に特化

アイム製作所様は、1978年の創立以来、制御装置・配電盤メーカーとして産業界の自動化、情報化に貢献されてきました。
電動力応用を基本技術として、荷役、鉄鋼、公共、電力向けなど、各種システム制御装置の分野で多くの実績をあげられています。
アイム製作所様の強みは、設計から試運転まで一貫対応する技術力と、エンジニアの高い設計力です。
その技術や知識をより高めるために、社外の勉強会にも積極的に参加されています。また社内でも、品質会議を定期的に開催し、情報共有を図ることで、日々開発力を磨かれています。
『TECHS-S』の導入効果について、 技術部システム管理グループ課長武内様、業務部調達課課長代理金林様、業務部計画課係長工藤様にお話を伺いました。


CLIENT PROFILE
商 号株式会社アイム製作所
所在地福岡県
設 立1978年4月
資本金3,000万円
事業内容制御装置・配電盤の設計・製造・試運転
ホームページhttp://www.eimss.co.jp/index.html

バージョンアップを機に業務改革を実現

はじめに、武内様にお話を伺いました。
「2003年に『TECHS-SVer.3』(以下、Ver.3)を導入し、発注・仕入など、購買業務の事務工数を削減できました。
その後、2017年の『TECHS-SVer.6』(以下、Ver.6)へのバージョンアップを機に、業務の要・不要やフローなどを全社的に見直し、運用ルールの徹底を行いました。
まず、転記が発生していた業務を、効率よくVer.6で一元管理できるように注力しました。あわせて死蔵品を見直し、不要な在庫を持たないようにしました。そういった取り組みが、全社の工数、原価低減などの意識改革につながりました。
また、Ver.6の新機能も、業務改善に大きく貢献しました。その結果、以前と比べ、全社的に業務効率が改善されました。」

月次締業務の運用ルールを策定

「締の業務や、原価の精度も改善しました。以前は、締処理の手順やデータ入力のルールがあいまいでした。そのため、日報などの日付を誤って登録し、過去の原価が変わってしまうこともありました。
そこで、データの入力ルールを見直し、翌月5営業日までに、当月分の入力を終わらせるようにしました。同時に、これまで担当者が行っていた締処理を、上長が実施するようにしました。その結果、期日までに入力を終わらせようという意識が高まりました。
また、月次や製番単位での原価締機能により、過去日付での誤入力や、完了案件への原価追加も防げるようになり、原価の精度も上がりました。」
また金林様は、「在庫についても、毎月締処理を行うようにしました。
以前は、期末の棚卸まで在庫数があいまいな状態でした。毎月在庫を締めることで、早い段階で在庫の数値の間違いに気付くようになり、対処がしやすくなりました。」とお話しくださいました。」

データの一元管理強化でデータ活用が促進

工藤様は、「Ver.6では、仕様などを登録できる管理項目の追加や、品名などの桁数の拡張で、情報のデータベース化とデータの一元管理が進みました。
その結果、図面や仕様書を別途確認する手間が省けました。加えて、Ver.3では情報が登録しきれず、別で作成していた製作指令書も、『EUCTool』で簡単に発行できるようになりました。」
また金林様は、「部品表や品番マスタなどの入力項目も増えました。それらを使い、『EUCTool』で様々な要素でのデータ集計ができるようになり、分析の精度もあがりました。
以前は、『EUCTool』を一部の担当しか使いこなせませんでした。そこで、バージョンアップを機に、みんなで教育を受講したり、社内勉強会を開催したりして、誰でも操作できるようにしました。
原価明細表など、自社に合わせたレイアウトの帳票を作成したり、自社独自の計算式で原価を算出したりと大変便利に使っています。これからも徹底的に活用していきます。」とお話しくださいました。

業務改善成功の秘訣は早い段階でのビジョンの共有

業務改善成功の秘訣について、武内様は「早い段階で改善後のビジョンを全社で共有し、下地を作ったことが、業務改善の秘訣です。
便利な道具をどう使っていこうか、どうせなら徹底して使おう、という意識を皆で共有できた点が特によかったです。一例として、最初はバーコードリーダーでの納入処理に抵抗があった方も、今では楽々使いこなされています。
テクノア教育担当の礒崎さんの的確なアドバイスも成功要因の1つです。提案された複数の運用案を試し、ベストな状態で稼働を迎えられました。加えて、業務ごとに、『TECHS-S』『EUCTool』のどちらが適しているかを適切に切り分けてくれました。大変感謝しています。」

今後の展望

最後に武内様は、「バージョンアップを機に、様々な改善に成功しました。
しかし、現段階では、それで削減できた工数が、どんな業務に変わったのか見える化できていません。
業界上、受注の波は仕方ありませんが、それも踏まえて、さらなる業務改善と工数削減を行い、目に見える形で成果を出していきたいと考えています。」とお話しくださいました。