導入事例 CASE STUDY

『TECHS-S』に蓄積されたデータの有効活用で業務を改善

株式会社足利技研 様
TECHSシリーズ | TECHS-S 10~30名未満 機械・装置製造業 自動機・省力化装置 産業用機械

少数精鋭でロ/>ボットシステムを一貫製作

足利技研様は、栃木県足利市に本社を構えるロボットシステム製造メーカーです。
機械や制御の設計、組立など、それぞれを得意とする複数社での協同製作が多い設備ロボット業界において、足利技研様は、従業員数13名と少数ながら、これら全てを自社で一貫製作されています。特に、企画立案および設計開発を得意とされ、納品後のロボットティーチングも行なえることが強みです。2004年には、卓越した技術や市場占有率が高い製品を保有するとともに、他の模範となる活動を実践している企業として、栃木県より『栃木県フロンティア企業』に認証されました。
今回は、代表取締役大野和俊様、総務部大野美知子様にお話を伺いました。


CLIENT PROFILE
商 号株式会社足利技研
所在地栃木県
設 立1945年4月
資本金1,500万円
事業内容システムインテグレータ(SIer)
ホームページhttp://www.ashigi.co.jp/index.html

『TECHS-S』導入の決め手は費用対効果の高さ

はじめに、代表取締役大野様に、『TECHS-S』の導入経緯を伺いました。
「『TECHS-S』導入前は、自作のシステムで、工数管理のみを行っていました。
その後、受発注業務も含め、全てを一元管理したいと考え、地場メーカーでシステムをオーダーメイドしました。しかし、機能追加やOSのバージョンアップの度に膨大な費用がかかるため、費用対効果の高いパッケージソフトを検討していました。そんな中、展示会で『TECHS-S』を知り、導入を決意しました。」

過去実績の活用で、年間400時間の見積工数の削減と精度の向上を実現

『TECHS-S』導入効果の一つ、見積工数の削減と、粗利精度の向上について伺いました。
「『TECHS-S』で、過去の実績がすぐに参照できるようになりました。それにより、30分以上かかっていた見積資料収集時間が、10分程度になりました。月に100件の見積を作るとして、合わせて年間400時間もの見積工数を削減することができました。
また、類似案件の場合、必ず過去のデータを参照して積算を行い、目標粗利金額を算出しています。その結果、精度の高い見積を作成できるようになり、赤字物件がほとんどなくなりました。これは、間違いなく『TECHS-S』の大きな導入効果の一つです。」

原価情報を開示しコストダウン意識を

「当社では、コスト意識の向上のために、全社員に原価情報を開示しています。
特に、設計段階からコストを意識させるために、設計担当が発注を行っています。当社は創業当初から、必ず事前に取引先から見積をとり、単価と納期を確認しています。その際、『TECHS-S』や『EUCTool』で、過去の類似案件の仕入実績をすぐに確認できるため、より安価で早い取引先を選ぶ習慣が根付いています。もちろん、納期が間に合わない場合には、別の取引先を探すことを徹底しているため、納期遅れはありません。
案件完了後は、毎回私が原価を確認しています。利益率の低い案件があった場合は、データからその原因を確認し、次に活かしています。」

『EUCTool』の活用で年間240時間の工数を削減

「『EUCTool』は最高に便利です。『TECHS-S』のデータを自由に引き出し、帳票も簡単に作成できます。以前は、案件完了後に原価を手で集計していましたが、今はボタン一つで集計できるようになり、年間240時間ものデータ集計工数が削減できました。
仕掛中でも、一目で案件の収支が分かる「案件別収支確認表」をはじめ、当社の帳票はほとんど『EUCTool』で作成しています。」

正確な工数管理でPDCAサイクルを回す

「設計者や作業者が、製番単位で入力している日報データも活用しています。案件ごとの原価管理以外にも、人事評価や業務改善にも利用しています。
『TECHS-S』で過去の類似案件の日報データを参照することで、担当者ごとの作業時間の差が一目でわかります。
その際も、数値だけで判断するのではなく、担当者と個別に面談し、技量、指導不足など、作業時間の差の原因がどこにあるのかを詳しくヒアリングし、PDCAサイクルを回して次の案件に活かしています。
見積や仕入、作業工数など、長年『TECHS-S』を使用し、膨大なデータを蓄えてきたからこそ、このようにデータを活用できています。」

『TECHS-SVer.6』の新機能を活用

最後に、『TECHS-S』Ver.6について伺いました。
代表取締役大野様は、「バージョンアップ後、初めて画面を見た時は、メニューや機能の多さに少し驚きましたが、担当者毎に使用頻度の高い機能のみをマイメニューとして設定できるので、迷わず選択でき、大変便利です。
また、バージョンアップにより、受注予備入力に、仕様情報などの多数の情報を登録し、ノートの様に活用できるようになった点がとても良いですね。
他にも、臨時発注入力も便利になりました。一度に複数の仕入先に対して発注できるようになり、さらなる工数削減に繋がっています。」
また、総務部大野様は、「仕入一括入力で、一度に複数の仕入先からの仕入処理がまとめて行えるようになりました。今後もこれらの機能を最大限に活用し、事務工数の削減に繋げていきたいです。」とお話しくださいました。