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管理能力向上のツールとして『TECHS-BK』を活用

株式会社牛久製作所 様

ポイント間接工数の削減と情報の属人管理解消による「家業から社業」への転換

  • Excelと社長依存の管理体制から「社員全員で切り盛りする会社」への転換を目指してシステムを導入
  • TECHS-BK導入でEDI取込により月70時間の事務工数削減・進捗管理月20時間・棚卸年2日間を削減
  • ハンディターミナル入力率を10%から85%へ引き上げ、管理能力の向上ツールとして全社活用

牛久製作所様は「家業から社業への転換」という明確な目標のもとTECHSを経営ツールとして位置づけた事例です。作業実績入力率をボーナス査定の一要素にするという仕組みで入力率を10%から85%近くまで引き上げた取り組みは、システム定着のための制度設計として参考になります。「教育の3つの要素が揃ったサポート体制」という評価も印象的です。

導入企業様

USER PROFILE

技能と感性で高付加価値を生み出す

牛久製作所様は、1937年に茨城県牛久市でヤスリ製品の製造会社として創業されました。現在は精密機械部品の加工・組立を専業とし、特に組立ASSY品に力を注がれています。
FA化が加速する中においても、人間だけが持ち得る技術(SKILL)と感性(SENSIBILITY)を持つ職人こそが高付加価値製品を生み出す、という考えのもと、高度な技術とシステムを提供し、最適な納期と価格でお客様のニーズに応えられています。
2007年12月には、「トヨタ生産方式の導入による生産性の向上」というテーマで、茨城県より経営革新計画企業として認定されました。
今回、代表取締役社長 小山 覚己 様にお話を伺いました。

【今回お話を伺った方】
代表取締役社長 小山 覚己 様
商 号 株式会社牛久製作所
所在地 茨城県
設 立 1937年3月
資本金 2,800万円
事業内容 精密機械部品加工・組立
ホームページ https://ushiku-works.co.jp/

導入のきっかけ

間接工数の削減と、運用ルールの統一を目指して

はじめに、『TECHS-BK』導入の経緯について伺いました。

「以前は、当社社員作成のExcelで業務を管理していましたが、受注量の増加に伴い、計画変更も都度手修正を行うなど、どんどん処理が煩雑になり、限界を感じていました。また、製品の品質や価格面だけでなく、納期回答の迅速さなども求められるようになった風潮から、サービス面の強化を図った結果、社内の間接工数はどんどん膨れ上がりました。こういった間接業務の工数削減と、情報の属人管理の解消、全社統一の運用ルールでの業務管理を実現したい、と考え始めたのが2009年頃でした。私が社長に就任した2015年頃、製造業界ではインダストリー4.0、特にIoTのブームが起こっていました。社長業への完全移行前でないと、私のシステム導入への参画が難しくなると考えていた矢先に、中小企業庁の補助金の申請が通り、それを機に『TECHS-BK』の導入に踏み切りました。」

社員全員で切り盛りする会社への転換

「私の社長就任時に、『家業から社業への転換』を目標に掲げました。中小製造業ではよくあることですが、その頃は、社長の私が中心となって営業から受注、生産計画、納品に至るまでを管理していました。これを、『社員全員で情報を共有し、切り盛りする会社』へ転換するためのツールとして、『TECHS-BK』を活用しようと決意しました。」

改善に向けた取り組み

管理レベル向上ツールとしての活用

「会社としての管理レベルや総合力を向上させるためには、工数管理が重要であると考え、ハンディターミナルを導入しました。社員に、作業実績の入力率もボーナス査定の一要素とする旨を繰り返し説明した結果、導入1年余りで入力率を10%から85%近くまで上げることができました。また、今期の方針として、『管理能力の更なる向上』を掲げています。間接部門では、必要とされる書類をすぐに出すこと、直接部門では、精度の高い正確な日報登録を行うことを目標にしています。これらは『TECHS-BK』の活用で順調に遂行できており、個人の管理能力が以前より格段に向上したと感じています。」

導入後の変化

月に90時間以上もの工数を削減

「工数削減も大きな導入効果の1つです。例えば、EDIの受注データを取り込むだけで、自動で工程が展開されます。以前のように、受注データをExcelマクロで変換し、取り込んだ後に日程表を作成、という作業がなくなったことにより、月に70時間もの事務工数が削減できました。加えて、進捗管理では月に20時間、棚卸では年に2日間の事務工数が削減できています。」

『EUC Tool』、『伝票設計』で、さらなる工数削減を実現

「また、『EUC Tool』や『伝票設計』でのデータ抽出や帳票作成による工数削減効果は計り知れません。売上や受注残などの帳票を作成する場合、以前は都度Excelでデータをまとめて集計していましたが、今は、『EUC Tool』でボタンをクリックするだけで必要な帳票が出力できます。他にも、製品と部品の関連性を確認する問合せ画面を作成したことで、各所からの問合せに対しても、1クリックで対応できるようになりました。また『伝票設計』では、作業指示書に子部品の情報を載せるなど、様々な工夫をして活用しています。」

教育の3つの要素がそろったサポート体制にも満足

「教育には、『教える手段』『効果を上げる方法』『目標を達成する方法』の3つのステップがあります。これはシステム立ち上げなどでも同じはずです。テクノアのサポートセンターでは、電話サポートだけでなく、リモート接続での画面操作といった仕組みを使い、さらに、相手に合わせた言葉で分かりやすく伝え、解決に導いてくれます。3つのステップと要素がうまく組み合わされていて、いつも大変満足しています。」

よくある質問

FAQ
Q.
ハンディターミナルの入力率を上げるにはどうすればよいですか?
A.
入力の目的を繰り返し説明し、入力率を人事評価・ボーナス査定に反映する仕組みが効果的です。牛久製作所様では入力率が10%から85%近くまで向上し、実績データの精度が大幅に改善しました。
Q.
社長依存の管理体制を変えるにはどうすればよいですか?
A.
TECHSで情報を一元化し、誰でも必要な情報を確認・判断できる環境を整えることが第一歩です。牛久製作所様では社長が中心となって動く体制から社員全員が情報共有して意思決定できる組織へ変わりました。
Q.
EDIの受注データをTECHSに自動取込できますか?
A.
はい。受注取込オプションを使えばEDIやExcel形式の受注データを一括取込できます。牛久製作所様ではEDI取込による日程展開の自動化で月70時間の事務工数削減を実現しています。