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実績データの共有化が若手社員のモチベーションアップに

有限会社Nex’s-K.C 様

ポイント情報の一元化・原価管理の実現による生産管理体制の構築

  • 商社から製造業への転換後、発注・仕入・工程管理が担当者ごとにバラバラで属人化していた
  • TECHS-BK導入でリピート品の受注入力から作業指示書発行までの工数を月40時間削減
  • 作業実績データをミーティングで共有したことで若手社員が自発的にベテランの実績を目標とするように変化

Nex’s-K.C様は「実績データの共有」が若手のモチベーションアップにつながった好例です。ベテランの作業時間をデータで見える化し、目標として共有することで自発的な成長が促進されました。宇宙・航空機分野への参入という高い技術力を持つ企業が、管理の質を高めることでさらなる成長を目指している姿勢が印象的です。

導入企業様

USER PROFILE

小惑星探査機はやぶさに搭載された技術力

有限会社Nex’s-K.C(ネクサスケーシー)様は、流体制御装置に使われる配管をはじめ、幅広い産業機械の部品を設計・製作されています。
常にお客様の期待を超えることを目標に、優れた技術力と見識で生み出される製品は、多くの高い評価を得られています。
創業時は樹脂加工専門でしたが、現在では幅広い素材の加工に対応されています。特にステンレス精密加工や機械の設計が得意分野で、技術面ではパイプ内に継ぎ目を発生させない高度な溶接技術を強みとされています。
さらに、小惑星探査機「はやぶさ」の燃料供給設備に関わるなど、新規分野にも注力されています。飲料、自動車、宇宙、航空機と、多くの業界からの依頼は絶えることがありません。

【今回お話を伺った方】
久留米ブランチ アシスタント
(左)城戸 葵 様
有限会社Nex’s-K.C
商 号 有限会社Nex’s-K.C
所在地 福岡県久留米市(久留米ブランチ)
設 立 2000年7月
資本金 300万円
従業員数 9名
事業内容 各種流体制御装置、機器の設計・製作・販売
ホームページ https://www.n-kc.jp/

導入のきっかけ

商社から製造業への業務転換で、情報の一元化と原価管理に課題

「TECHS-BK (以下、TECHS)の導入経緯は当社の業績アップ並びに事業拡大に伴い、販売管理だけではなく、工数・工程管理・生産管理も行えるシステムが必要となり、パッケージソフトを検討しはじめたことがきっかけです。
当時は、部品表の作成方法や発注・仕入など、担当者ごとに管理がバラバラで、当人以外は一切状況がわかりませんでした。販売と生産の連携をはじめとする情報の一元化と原価管理が優先課題でしたが、TECHS-BKならその課題が解決できると思い、導入を決めました。」

改善に向けた取り組み

作業指示書の工夫で注意喚起 不良の再発率ゼロをキープ

「当社は、同じ不良は二度と繰り返さないということを徹底しています。不良情報はどんなことでも必ずTECHSに登録し、毎月集計して報告します。
また、過去に不良をだした製品は、作業指示書に注意事項を色付きで記載しています。この一工夫で担当者が気付きやすくなり、不良の再発率ゼロをキープできています。」

過去に不良をだした製品は注意事項を色付きで目立ちやすく

導入後の変化

自動展開でリピート品の受注入力と作業指示工数を月40時間削減

「TECHSには、複数の受注を1画面でまとめて入力できる機能があります。それを活用することで、まずは受注入力にかかる時間が大幅に削減できました。
以前はリピート品の場合でも、作業指示を行うまでに非常に時間がかかっていました。部品表も担当者ごとに手書きやExcelと管理方法がバラバラで、非常にわかりにくい状態でした。
今は、リピート品については製品と構成部品、工程情報をすべて図番に紐づけし、マスタ登録しています。受注時に製品図番に紐づいた子部品と工程情報が自動で展開できるため、すぐに作業指示書の発行が行えます。それにより、リピート品に関わる受注入力から作業指示書発行までの工数が、月40時間近く削減できました。
図面改版時なども、しっかりマスタを更新しておくことで、誰が受注を入力しても、最新の間違いのない作業指示書が発行できるので安心です。」

図面とQC工程表の管理が紙からデータになり、検索がスムーズに

「TECHSを導入し、長年紙管理だった図面やQC工程表を、スムーズに検索できるようになったことも大きな改善効果です。
当社は6割近くがリピート品です。受注やお問い合わせがくる度に、記憶を頼りに図面を探し出さなければならず、大変な労力をかけていました。探せる社員も限られていたため、お客様から過去の製品に関するお問い合わせをいただいても、すぐには回答できない状況でした。
今では図面やQC工程表は図番に紐づいているため、ボタンをクリックするだけで表示できます。お問い合わせにもお待たせすることなく対応できるようになりました。
また、社歴に関係なく、誰でも簡単に検索、対応ができるようになり、属人化からの脱却がはかれました。」

作業実績データをミーティングで共有若手のモチベーションアップに

「作業実績は、ハンディターミナルでリアルタイムに登録しています。
毎日行われるミーティングでは、実績データを活用して作業の振り返りを行い、改善につなげています。全社員が同じ方向を目指して仕事をするための重要な時間です。その場で、ベテラン担当者の実績を全員で共有し、確認できるようになったことで、若手の担当者が自発的にその実績を目標とするようになりました。実績を見える化できたことで、若手社員のモチベーションアップにもつながっています。」

ハンディターミナルで作業実績を登録

欲しいデータを瞬時に抽出できるEUC Toolを毎日活用

「導入当初は、EUC Toolの使い方やよさがわかりませんでしたが、使ってみると本当に便利で、今では毎日活用しています。
操作に慣れるまでは、サポートセンターを頼ったり、TMS(無料のTECHS講習会)に参加しました。
EUC Toolを使えば、TECHSに蓄積されたデータの中から、欲しいデータだけを瞬時に抽出できます。報告資料やミーティング資料の作成時に大活躍してくれています。
EUC Toolを活用できるようになったことで、それまでは諦めていた欲しいデータも簡単に抽出できるようになり、今ではなくてはならないものになっています。」

EUC Toolで「期間基準受注額」を抽出

今後の展望

スケジュール管理と負荷管理に力を入れ、さらに生産性を上げたい

「今はTECHSを1台のPCで運用していますが、業務や担当者が増えてきたこともあり、台数を増やす予定です。それに伴い、つぎは日程計画オプションでのスケジュールと負荷管理に力を入れ、さらに工場の生産性を上げていきたいと考えています。
まだ使いこなせていない機能もあると思うので、サポートセンターやTMSなどでTECHSへの理解をさらに深め、今以上に活用していきます。」

よくある質問

FAQ
Q.
作業実績データを人材育成に活用する方法はありますか?
A.
担当者別の作業時間をEUC Toolで集計・グラフ化し、ミーティングで共有することが有効です。Nex's-K.C様ではベテランの実績を若手の目標にすることで自発的な改善意識が生まれました。
Q.
不良の再発防止にTECHSはどう使いますか?
A.
過去に不良が発生した製品の注意事項を作業指示書に色付きで記載する運用が効果的です。Nex's-K.C様では不良の再発率ゼロをキープしています。
Q.
新規品と類似品で見積精度を上げるにはどうすればよいですか?
A.
TECHS-BKの過去実績データを参照することで、新規品でも類似案件の原価・工数をもとにした精度の高い見積が作成できます。EUC Toolでのデータ抽出もお勧めです。