見える化から始めた改善活動と組織づくりで 機械稼働時間が月200時間増加!
株式会社竹中製作所 様事業を通じ社会のインフラを支える
優れた品質の特注ボルトの開発や、自社開発の特殊防錆コーティング事業を通じ、社会のインフラを支える株式会社竹中製作所様(以下、竹中製作所様)は、生産性向上のためには現状分析が必要と考え『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』を導入しました。
『A-Eyeカメラ』から取得したデータを経営判断や改善活動に利用し、機械稼働時間を月200 時間増加させることができました。
商 号 | 株式会社竹中製作所 |
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所在地 | 大阪府東大阪市 |
設 立 | 1935年 |
資本金 | 4,680万円 |
従業員数 | 150名 |
事業内容 | プラント・建造物設計用等のボルト製造・販売事業、先進高強度 樹脂化技術を活用した表面処理事業、電子機器開発事業 |
ホームページ | https://www.takenaka-mfg.co.jp/ |
生産性向上に向けて『A-Eyeカメラ』導入
将来のリスクを見据えて稼働状況の見える化に着手
竹中製作所様は、将来起こりうる人手不足などに対応するため、生産性向上に向けた取り組みを実施することにしました。
そのためには、稼働状況の把握することが必要と考え、価格も安価で専門知識がなくても運用できる『A-Eyeカメラ』を導入しました。
稼働率を数値化し、 全員で共有
今まで稼働率を定量的に見る考えがありませんでしたが『A-Eyeカメラ』で、現状を数値化したところ、現状の把握と目標設定、意思疎通がしやすくなりました。
稼働率アップに向けた取り組み
改善活動を通じて組織が変化 機械稼働時間も月 200時間増加
竹中製作所様では、各部門のリーダーや社員と課題や目標を共有。ヒアリングを実施し、組織内に「課題を解決して目標を達成しよう」という雰囲気作りを心掛けました。
製造現場では、機械の担当が属人化しており、お互いにあまり関与しない個人作業が多くみられました。そのため、機械稼働率の集計を、機械別のみでなく、関連する複数工程に属する機械で構成したグループ単位でも行うようにしました。
すると、自分が担当する機械以外の作業内容や、グループ全体の稼働率を意識した行動をするようになりました。
多能エ化も進み、お互いにフォローし合えるような組織に変化していったことも、竹中製作所様の機械稼働率アップにつながったと考えています。
データを根拠に経営判断
仮説を立て、 経営層に改善策を提案
投資計画の立案にもデータを活用
『A-Eyeカメラ』で取得した数値データをもとに「人員配置の変更」と「多能エ化」で、機械稼働率の改善が期待できるのでは?と仮説を立られました。
竹中製作所様では、人の採用を提案するときも『A-Eyeカメラ』のデータを活用しています。「人を採用すると機械稼働時間が増えて、生産性が向上し利益率アップにつながる」ことの根拠となるデータは経営判断の指標になりました。
『A-Eyeカメラ』で見られる数値データは、会社の具体的な投資計画立案にも役立っています。
今後の目標について
データを活用し、 改善活動を継続
更なる機械稼働率向上を目指す
竹中製作所様では『A-Eyeカメラ』から取得したデータを、機械の稼働率の推移を見るだけでなく、施策の効果測定や、設備投資をはじめとする経営戦略の策定にも活用いただいてます。
今後も『A-Eyeカメラ』のデータを参考に、生産性向上を推進するための取り組みをつづけていきたいとのことでした。