【調査レポート】中小製造業様のクラウド利用調査を実施 〜業務システムでもクラウド化が加速の兆し〜


テクノア製生産管理システム導入ユーザー様のおよそ7割がクラウド利用を選択

株式会社テクノアは、生産管理システム『TECHS(テックス)シリーズ』を導入したユーザー様のクラウド利用選択状況の調査結果を発表いたします。

◼️調査結果サマリー
・生産管理システム『TECHSシリーズ』を導入した企業のおよそ7割がクラウド型を選択
・クラウド型での導入理由(一部)
オンプレミスよりもハードウェアなどの初期の費用負担が少ない
別拠点がある場合などの情報共有のためのインフラ関連投資が不要
サブスクリプション方式のため、導入がしやすい

■総務省発表:クラウドサービスの利用状況
総務省の「令和5年通信利用動向調査」によれば、クラウドサービスを一部でも利用している企業様の割合が2022年には77.7%に達していました。このほとんどはファイル保管サービスやグループウェアなど、当初よりクラウドで提供されているサービスの利用でした。

一方、同資料で製造業の基幹システムでもある生産管理システムのクラウド利用率は11.6%であり、他の業務管理システムに比べ、クラウド化が進んでいるとは言えない状況です。

※総務省「令和5年通信利用動向調査の結果(概要)別紙2」内の「4. 企業におけるICT利用の現状」より
https://www.soumu.go.jp/main_content/000951720.pdf

■『TECHSシリーズ』のクラウド対応
 生産管理システム「TECHSシリーズ」は、個別受注や多品種少量生産に対応する中小製造業様に向けたシステムです。1994年6月に発売し、現在では4,500社以上の中小製造業様にご採用いただいています。テクノアでは、「TECHSシリーズ」の発売から30年間にわたり、中小製造業様のニーズや課題を解決するために開発を重ねてきた経験と知見があります。この経験と知見を活かし、多くのお客様からご要望をいただいた「クラウド対応型 生産管理システム」を発売しました。

【テクノアのクラウド対応型 生産管理システム発売時期】
・2022年9月 個別受注型 機械装置業様向け生産管理システム「TECHS-S NOA」を発売
・2024年1月 多品種少量型 部品加工業様向け生産管理システム「TECHS-BK Ver.5」を発売

■テクノアの考える今後の動き
 一般の生活において、動画配信サービスなどのサブスクリプションモデルの契約が増加し、クラウドの利用に対する抵抗感が減少するとともに、クラウドに対する理解が深まっています。

今回の調査で、企業でもクラウドシステムの利用に対する抵抗が減少していることがわかりました。テクノアは、さらにご利用いただきやすいクラウドサービスを提供してまいります。