索引

用語集

発注 はっちゅう order

製造に必要な部品や材料を仕入先に注文したり、加工作業を外注先に注文する事です。
インターネットの普及していない昔は電話やFAXによる注文が中心でしたが、現在は電子メール
やホームページ上で情報を入力して発注を行う事も出来るようになっています。

発注点管理方式 はっちゅうてんかんりほうしき Order Point System

在庫としてある程度の数量を確保しておく必要のある部品や材料を発注する方法の一つです。
確保すべき最低数量(発注点)を基準とし、その基準を下回った時点で発注や生産を行います。

ハンディーターミナル はんでぃーたーみなる handy terminal

片手で持てる程度のハンディサイズのデータ収集端末で、店舗での発注や棚卸、工場での
実績収集、電車の社内販売や乗車券の発券などに用いられ、落下衝撃や水滴、塵や埃への
耐性など環境耐性の面も優れています。
ディスプレイ、簡単なキーボード、バーコード読み取り機能、無線通信機能、スピーカー、
データ保存機能などを備えており、レシートなどの印刷機能を備えた機種もあります。
バーコードリーダーのようにバーコードを読み取り、接続された機器にデータを送るだけの
機器ではなく小さなパソコンと考える事が出来ます。
POP(Point of Production:生産時点情報管理)端末と呼ぶ場合もあります。

半導体製造装置 はんどうたいせいぞうそうち Semiconductor Equipment

名前のとおり半導体(集積回路)を製造するために、材料の加工から組み立て、検査までを行う
装置の事です。
本来、半導体とは電気をよく通す導体と電気を通さない絶縁体の中間の性質(温度の変化により
絶縁に近い性質から導体の性質に変化)を持つシリコンやゲルマニウムなどの物質のことを
言いますが、この半導体を用いたトランジスタや集積回路も慣用的に半導体と呼ばれています。

バックワード・スケジューリング(後倒し計画) ばっくわーど・すけじゅーりんぐ(あとだおしけいかく) Backward Scheduling

生産工程をスケジューリングする手法の一つで、最終工程の納期を基準に各工程の
標準作業時間や標準作業日数により前工程に遡って着手・終了の日時を決める方式です。
フォーワード・スケジューリングの対義語です。

バッチ ばっち batch

物を生産するための一連の作業工程で生産できるあるいはできた数量の事です。
量産品の場合、1バッチで数百、数千個というような単位で生産します。
受注生産品の場合、1バッチより少ない数量で生産する場合もあります。

バリ ばり Burr

材料を加工する際に発生する、素材の残材部分の事です。
切断・切削などの加工の際に、加工面に生ずる不要な突起や金型成型を行う
際に出来上がった成型品の金型合わせ目に生ずる突出もバリと呼びます。

板金加工 ばんきんかこう Sheet Metal

金属板に切断、穴あけ、曲げ、溶接などの加工を行い、製品に仕上げる工程の事を指します。
大きく分けると、自動車板金(自動車の傷やへこみを修理する)、建築板金(建造物の外装の
仕上げ、加工)機械板金(機器類製造のための加工)の3つに分けられます。
また、機械板金のうち、薄い金属板を厳密な寸法で加工する事を精密板金と呼びます。

バーコードリーダー ばーこーどりーだー barcode reader

バーコードを読取り、数値や文字として識別する読み取り装置の事です。
レーザー光などを当ててバーコードをスキャンするタイプと、レーザー光を用いないタイプが
あり、レーザー光を用いないタイプにはタッチペンでバーコードをなぞって識別するタイプや、
CCDによりバーコードにタッチまたは接近して識別するタイプなどがあります。

パンチ ぱんち punch

プレス加工に使われる金型のうち、上からプレスする方(オス型)
の金型の事をパンチと呼びます。
パンチは凸型であり、使われる材料は高剛性、耐摩耗性に優れた超硬
が使用されることが多いです。
ちなみに、メス型の金型は「ダイ」と呼びます。

パーツフィーダ ぱーつふぃーだ parts feeder

部品・部材などを振動により一定の姿勢に整列させ、次の生産工程に供給する機械の事です。
組立、包装、検査の工程のために部材を整列させて送り出す等の用途に使われます。
自動供給装置とも呼ばれています。

引当 ひきあて allocation

現物在庫および在庫予定(発注済で未入庫の製品・部品や製造指示済で未完成の製品など)
に対し製造や出荷に必要な在庫数を割り当てる事です。

品番 ひんばん Item Number

製品や部品・材料などを識別する為に付けられる管理用の番号の事です。
生産管理においても重要な番号で、ほとんどの企業で番号付けのルールが決められています。

ピッキングリスト ぴっきんぐりすと Picking List

出荷指示に従い、アイテムを保管場所から取り出して(ピッキングして)揃えることです。
その際に効率よくアイテムを取り出せるように、保管場所を明記するのはもちろん、
ロケーション順に指示明細を並べることにより効率的な道順で作業することができます。

ファクトリーオートメーション ふぁくとりーおーとめーしょん Factory Automation

工場でコンピュータ制御の機械や産業用のロボットを活用して工場を自動化する事です。
作業をヒトから機械にすることで、人為的ミスの削減、作業効率の改善、安全性の向上を
図ります。
英単語の頭文字を取って、FAと略されることもあります。

ファブレス ふぁぶれす fabless

自社に生産する環境が無く、外部に生産を委託している製造業の事です。
市場の変化に柔軟に対応出来、製品開発や設計に専念出来るという長所があります。
また、逆に販売ルートを持たず、他社から受注した製造のみに特化した企業のことを
ファウンドリと呼びます。

負荷平準化 ふかへいじゅんか Load Leveling

作業負荷が特定の日時や特定の人、特定の機械に偏らないようにするため、作業を予定どおりに
一旦日毎や担当者毎に集計(山積み)し、偏りがあった場合負荷の高い日から負荷の低い日に
作業を移動(山崩し)したり、人員配置を変更し負荷の高い人から低い人に作業を移動すること
で負荷を均等にすることをいいます。

フライス盤 ふらいすばん Milling Machine

フライスと呼ばれる工具を回転させて材料の平面、曲面、ミゾなどを切削加工する
工作機械です。

フラットエンドミル ふらっとえんどみる flat end mill

切削加工に使う切削工具のフライスの一種であるエンドミルの中で、先端形状が
平らなエンドミルです。
刃が最外径に構成されており、水平面、垂直面の切削加工に使用されます。

フレコン/フレキシブルコンテナ ふれこん/ふれきしぶるこんてな flexible container

粉末状や粒状の物を保管したり運搬したりするために使用する袋状の包材の事です。
バッグ自体の収納、運搬が容易である上、価格も安いため様々な分野で使用されています。
バッグの上部の開口部から収納物を入れ、上部のマチによって開口部を閉じる事が出来ます。
収納物を出す場合に、開口部を下に向けて出すタイプと、下部が開くことで、クレーンなどで
つり上げた状態で収納物が出せるタイプがあります。
クレーンやフォークリフトで持ち上げて運搬をすることが多いので、耐荷重性に優れています。
コンテナバッグ、フレコンバッグとも呼ばれています。

歩留まり ぶどまり Yield

生産した製品の数量に対して良品である製品数の割合の事です。
また期待される生産数に対して、実際に生産された良品の数の割合の事を指す場合もあります。
生産数100個に対して、不良品が4個発生した場合は、良品が96個存在するので、歩留まりは96%
となります。
歩留りが高いほど、余分なコストが掛からずに済みます。

部品表 ぶひんひょう Bill of Materials :BOM

製品を製造する場合に必要な部品・材料の一覧、または階層構造の事です。
後者の場合、製品、中間組立品、部品の親子関係を階層的な構造で表現します。
情報システムでは、品目データと、部品の親子関係を定義した製品構成データを組み合わせて
親子関係を表現します。
親部品に使われている子部品の一覧を得ることを展開と呼び、シングルレベル展開、
レベル表示展開、集約レベル展開の3通りの方法があります。
逆に、子部品が使われている親部品を検索する事を逆展開と呼び、こちらも
シングルレベル展開、レベル表示展開、集約展開の3通りの方法があります。

ブラケット ぶらけっと Bracket

ブラケットとは、機械部品同士を結び付けて固定するための部品の事です。
一般にはネジ止めして固定します。

分納 ぶんのう Split Delivery

分割納入の略で、納入を複数回に分けて行う事です。
計画的に分割して納入を行う場合と、在庫不足などで止むを得ず分割して納入する場合が
あります。

プレス加工 ぷれすかこう Presswork

材料に荷重を加えることで成形を行う加工技術の事です。
成形する形を決め、荷重を加える対となる工具を金型と呼び、その形状にプレスする機械の事を
プレス機械と呼びます。プレス加工方法には様々な種類があり、金属板に対してプレス加工を
行う板金プレス加工、金属の塊をプレスして成形する鍛造プレス、粉末状の金属を押し固めて
成形する粉末プレスなどがあります。

放電加工 ほうでんかこう electrical discharge machining(EDM)

電極から加工対象物に放電することにより加工対象物の表面の一部を除去する
機械加工方法です。
他の加工技術では難しい硬い金属などを加工する事が出来ます。
放電加工の種類には、ワイヤ放電加工、形彫り放電加工などがあります。
ワイヤ放電加工はワイヤカットとも呼ばれ、真鍮などの細い金属を電極に使い放電する
加工方法で、精度の高い加工が出来ます。
形彫り放電加工は、作成したい形状に合わせて作られた銅やグラファイトで作られた
電極を被加工物に近づけて、放電加工により形状を転写します。

ボール盤 ぼーるばん drilling machine

被加工物にドリルを使って穴あけを行う機械です。
素材を盤の上に置き、機械のレバーを操作することで回転しているドリルを上から当てて穴あけ
を行います。

ボールエンドミル ぽーるえんどみる ball end mill

切削加工に使う切削工具のフライスの一種であるエンドミルの中で、先端形状が球状の
エンドミルです。
局面の切削や仕上げ加工の為に使用されます。

フォワード・スケジューリング 前倒し計画 Forward Scheduling

生産工程をスケジューリングする手法の一つで、初工程の着手日を基準に各工程の標準作業時間
や標準作業日数により次工程の着手・終了の日時を決め、最終工程の終了日(納期)を決める
方式です。
バックワード・スケジューリングの対義語です。