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用語集

先入れ先出し さきいれさきだし First-in First-out :FIFO

①逐次入庫がされる部材を使用する場合、先に入庫したものから順番に出庫して
 使用することです。
 在庫の長期滞留、品質劣化を防ぐための方法です。
 在庫品が入庫した時期を分かりやすくするなど、入庫単位でロットの管理をする
 必要があります。

②在庫の資産評価で、先に入庫したものから順番に使用されたとみなし原価を計算する
 方法のことです。

生産管理では①の意味で用いられることが多いです。

三次元測定機 さんじげんそくていき 3 Dimensional Coordinate Measuring Machine

被測定物の立体的な形状を測定する装置のことです。プローブと呼ばれる先端が球体の
検出器が被測定物の表面に接触してなぞるように移動しながら3次元座標を測定する接触式と、
レーザー光を当てて被測定物をスキャンする非接触式の測定器があります。
測定器の精度や測定範囲の違いにより、半導体のような微細形状の測定から、車両のような
大型な物体の形状計測まで、様々な分野で使用されています。
3D測定器、3次元デジタイザとも呼びます。

仕掛品 しかかりひん In Process Item

製造途中であり、製品として完成していない物の事です。在庫として
正式に把握されずに、作業中の製造オーダーとして把握されます。
※注意:中間組立品とは意味が異なる事に注意が必要です。

支給 しきゅう Supplies

外注先に加工などを手配する場合に、必要な材料を外注先に渡す事です。
支給を行うケースとして、
  ・外注先が手配出来ない材料である場合
  ・外注先が手配するよりも自社で調達した方が安く済む場合
  ・材料が高価であったり、管理に専用の設備が必要であったりするなどの理由で外注先で
   在庫管理が出来ない場合
  ・材料が自社製の場合
などがあります。

支給方法として、ある程度まとめて支給するまとめ支給と、発注の都度必要数を支給する都度
支給があります。
また、有償で支給する場合と無償で支給する場合の2通りがあります。
無償で支給を行うのが一般的ですが、材料が高額で破損や遺失を抑制したい場合などは、有償で
支給する事があります。

死蔵品 しぞうひん Dead Stock

製造中止になった製品・部品や設計変更等なった変更前の製品・部品や保管状態が悪く
使用できなくなった製品・部品など使用される見込みの無くなったものを指します。
不良資産であるため、発生すること自体が望ましくありません。

下請法/下請代金支払遅延等防止法 したうけほう/したうけだいきんしはらいちえんとうぼうしほう Act against Delay in Payment of Subcontract Proceeds, Etc. to Subcontractors

下請代金支払遅延防止法の事を指す通称です。
下請事業者に対して親事業者の優位な立場を利用し、発注後に金額を減額したり、支払い期日を
遅延したりする行為を防止するために、昭和31年(1956年)6月1日に制定されました。

射出押出成形機 しゃしゅつおしだしせいけいき injection molding compounder

押出機と射出成形機とを一体化した装置のことを指します。
押出機と射出成型機を連結した構造になっており、樹脂素材を加温溶融し、射出成形機の注入部
に押し出して、射出成形を行うまでの工程を連続して行う事が出来るため、効率よく製品を製造
する事が出来ます。
英語表記を略したIMCとも呼ばれます。

シャフト しゃふと shaft

英語で軸を意味する言葉で、機械用語では回転や直動の動力を伝える棒状の部品の事を
指します。
直線状の棒だけではなくクランク状に折れ曲がったものや、ジョイントに接続して斜方向に
回転を伝えるものもあります。

シャーリング しゃーりんぐ shearing

金属板から必要なサイズに切り出す加工の事です。
原理ははさみで紙を切るのと同じです。
上下二つの刃の間に金属板を挟み、切りたい寸法に合わせて上の刃を押し付けて、
直線または曲線に切断します。
せん断とも呼びます。

所要 しょよう Requirement

所要とは、製造に必要な部品や材料の事です。
生産計画表から生産に必要な部品数(総所要量)を求め、その部品数から在庫や注残への
引き当てを行って、正味所要量を求めることを、正味所要量計算と呼びます。

  ・正味所要量=総所要量-(現在の在庫+入庫予定数-出庫予定数)

軸受け じくうけ axle bearing

回転・往復運動する部品の荷重を受け、軸を支持する部品の事で、ベアリングとも呼ばれます。
運動する部品の摩擦によるエネルギーの損失や発熱の抑制、部品の焼きつきを防ぐ役割を果たす
もので、回転機構をもつ機械には必ず使用されます。
径方向の荷重を受けるラジアル軸受(radial bearing)と軸方向の荷重を受けるスラスト軸受
(thrust bearing)とに分けられます。
また軸受面と軸部との接触方式によって、潤滑油などの流動体を使用するすべり軸受
(plain bearing)と、金属球などの転動体を使用するころがリ軸受(ball-and-roller bearing)
とに大別されます。

自働化 じどうか Autonomation

トヨタ生産方式で用いられる用語で、「ニンベンの付いた自働化」と呼ばれることもあります。
「不良が発生したら、工場の機械を止める」ことで、不良品(ムダ)がそれ以上生産されず、
再発防止のための改善を行う製造ラインになっています。
また、機械が問題を検知して自動で停止してくれる事により、複数の機械を一人が
扱えるようになり、生産効率の向上につながっています。

ジャストインタイム じゃすといんたいむ Just In Time(JIT)

製造業における材料調達や製品生産に関する考え方で、
「必要な物を、必要な時に、必要な数だけ」調達・生産を行うという意味で、
ムリ・ムダ・ムラを削減するのが目的です。
この考えを実現する方法としてトヨタの「かんばん方式」が考案されました。

ステーター すてーたー stator

電動機や発電機などに使われるモーターの回転しない部分の総称です。
通常は、固定子枠・軸受け・固定子鉄心・固定子巻線などで構成されています。

スピンドル すぴんどる Spindle

回転するための軸のことで、工作機械では軸端に工作物や工具を
つけて回転させるための軸です。

制御盤 せいぎょばん control console [board]

電気機器を制御するためにスイッチ、コントローラー、表示器、計器などを
内蔵した盤の事です。

生産管理 せいさんかんり

企業が生産活動を合理化し、効率良く行っていく為に行う計画・組織・統制する総合的な
管理の事を指します。
主な生産活動業務は以下のような物があります。

  ・購買、材料の在庫管理
  ・生産計画
  ・工程管理
  ・製品の品質管理
  ・販売・出荷および製品の在庫管理
  ・原価管理
  ・開発計画

生産スケジューラー せいさんすけじゅーらー scheduler / Production Scheduling

受注から製品完成までの日程計画と、生産に必要な資源の能力コントロールをコンピュータで
行うソフトウェアの事です。
リソースを効率よく配置し、計画するのに適していますが、精度の高い計画を立てたい場合は
リソースの情報、スケジューリングの方法などのルール設定を細かくする必要があり、
導入に際しては機能にとらわれず、実用性を考える必要があります。

製造オーダー せいぞうおーだー

製造部門に対し、製品製造に必要となる品目・数量・納期の情報や工程・部品展開して
個別の工順・作業ごとに作成した製造要求(指示書)のことです。
どの製造品目に対し、どの部品を使い、誰がいつどこで行うかなど、製造を行うのに必要な
情報が指示されます。
社内で製造を行うオーダーを内作オーダー、外部に発注して製造を委託するオーダーを
外作オーダーと呼びます。

製造原価報告書 せいぞうげんかほうこくしょ Cost report

製造業が作成する当期製品製造原価を記述する報告書です。
まず、材料費、労務費、経費の当期発生額を記述し、当期に発生した製造原価を計算します。
次に、当期に発生した製造原価に期首仕掛品原価を加え、さらに期末仕掛品原価を差し引いて
当期の製品製造原価を求めます。
上記の文を式にすると、以下のようになります。

当期の製品製造原価=当期発生製造原価+期首仕掛品原価-期末仕掛品原価

コスト・レポートまたは英語の略字を取ってCRとも呼ばれます。

製番管理方式 せいばんかんりほうしき Seiban System

日本固有の生産管理方式であり、受注や製品の注文に対して受注単位に製番(製造番号)
を割り当てて管理する方式です。
受注に関連する部品の発注、製造工程、外注、発生原価の管理を製番単位で行います。
同じ部品でも、異なる受注や製品の物であれば、別々に手配を行います。
受注単位で管理が出来る事により、個別受注生産や多品種少量生産に適していると
されています。
TECHSは製番管理方式で生産管理が出来るようになっています。

セル生産方式 せるせいさんほうしき Cell Manufacturing System

流れ作業で製品を製造する製造方式(コンベアー生産方式)に代わる、1つの工程を
1人または1グループで行う生産方式です。流れ作業による作業者の待ち時間をなくし、
効率よく生産が出来る事を目指しています。
コンベアー生産方式が担当者が単純作業を行っていたのとは事なり、セル生産方式では
作業者が担当する作業の範囲が広く生産効率が作業者のスキルに依存します。
短サイクルや製造品の変更にも柔軟に対応出来るので、多品種少量生産に適しています。
一人生産方式または屋台生産方式とも呼ばれています。

先行手配 せんこうてはい Precede Order

リードタイムが長いなどの理由で、受注品の計画が確定してからでは材料手配が
間に合わない場合に、 受注品の計画が確定する前に材料手配を行なう事です。
対象品目が限られているのでMRPの計画によらず、人の手で経験による判断で手配を
行う事が多いです。
TECHSでは、発注の内示を得意先から受けた場合、発注リードタイムを考え、会社の判断で
正式受注前に製番を採番し、部品を発注する場合がこれに該当します。

旋盤 せんばん Turning Machine

主軸に取り付けた加工物を回転させながら切削加工を行う機械の事で、機械加工に用いられる
代表的な加工機の1つです。
旋盤による加工作業の事を「旋削」と呼びます。