コラム

第45回「中小製造業のための下請け脱却方法 ~webブランディング【1】~」井上 創2021.12.24

こんにちは、中小企業診断士の井上創と申します。
本記事は、

 

 

とお悩みの中小製造業経営者様向けの記事です。

 

■目次
1.中小製造業こそ「webブランディング」が必要
2.「webブランディング」とは
3.「webブランディング」の3ステップ
4.まとめ

1.中小製造業こそ「webブランディング」が必要

全ての企業が「利益を上げたい」と考えていると思います。
その理由は、「従業員を養うため」、「会社を大きくしたい」など色々かと思います。
理由はどうあれ、利益を上げるためには、当たり前ですが、


【1】売上アップ
または
【2】コストダウン
が必要です。

 

 

 

 

日々、中小製造業経営者様とお話ししていて、【2】コストダウン(現場改善等)のみに、意識が向いてしまっていると感じることがあります。
コストダウン対策だけですと、片手落ちであり、利益を増加させるためには【1】売上アップ対策も同様に重要です。つまり、コストダウン対策によって生み出された生産余力を如何に活用して、【1】売上アップさせるかということです。
今回は、売上アップの施策として、下請け企業脱却のためのwebブランディグについてご紹介します。

2.「webブランディング」とは?

webブランディングの定義は出典により様々ですが、簡単に言うと、「webサイトを使って会社の価値(ブランド)を高めること」です。
私は、中小製造業こそ、この”webブランディング”が大事であると考えています。
 
理由1:中小製造業は営業担当がいない、または、極端に少ない
中小製造業は、長年の顧客からの受注がほとんどで、営業担当と呼ばれる役割の人がそもそもいない、または、いても1~2人と極端に少ない場合が多いと思います。
そんな状態では、新たな顧客を獲得し、売上アップを図ることは非常に困難です。


理由2:自社ホームページがない、または、長年更新されていない
自社ホームページがない中小製造業は非常に多いです。あったとしても、長年更新されていないため、「非常に見にくい」、または、「この会社は何ができるのかわからない」と感じるホームページが多いです。
私が大手メーカーの生産技術者として働いている時に、ホームページがないことを理由に、上司に取引先を変更させられたことがありました。
この例からもわかるように、自社ホームページで貴社の強み・信用を訴求することは非常に重要です。
 
■自社ホームページはコストの安い「優秀な営業担当」
自社ホームページによって、自社の強み・信用を訴求できれば(webブランディングできれば)、自社ホームページがさながら優秀な営業担当のように、新規の見込み顧客を呼び込んでくれます。
もちろん、効果的な自社ホームページを作成するためには、コストはかかりますが、優秀な営業担当を新たに雇い入れるのに比べれば、非常に安価であると言えます。

3.「webブランディング」の3ステップ

次回の記事では、以下のように3ステップに分けて具体的なwebブランディングの方法を解説します。


1.自社の強みの明確化
 ※長年事業を続けられている貴社なら、他社にはまねできない強みが必ずあります。
2.自社ホームページの作り方
3.自社ホームページの改善方法

次回も是非ご覧ください。

4.まとめ

本記事をまとめると、


✓利益を増加させるためには、売上アップの視点も非常に重要
✓営業担当がいない(または少ない)中小製造業こそ「webブランディング」が非常に重要 
✓webブランディング(自社ホームページの活用)は営業担当より安価

 

 

氏名:井上 創(いのうえ つくる)

所属:TECHS事業部 ソリューションサービス部

 

大手鉄鋼メーカーでの生産技術エンジニアを経て、経営コンサルタントとして多くの企業様の経営改善を行ってきました。          

エンジニア時代に、仕入先であった中小製造業様が日々経営に悩まれている姿を目の当たりにし、「将来少しでもお手伝いきれば」と考え、中小企業診断士の勉強を始めました。

エンジニアとしての「現場改善」、コンサルタントとしての「経営改善」の経験を活かして、お客様の経営課題の解決を支援いたします。

 

(株)テクノア 井上 創