コラム

「トレーサビリティの重要性」 紺 史明2021.07.27

皆様こんにちは。TECHS事業部の紺 史明と申します。
私は、生産管理システムTECHSを通じて、中小製造業の業務改善提案を行っております。
今回は「トレーサビリティの重要性」をお伝えいたします。


1.トレーサビリティと重要性
2.トレーサビリティシステムの運用方法
3.トレーサビリティシステムのメリット
4.トレーサビリティに取り組むことで

1.トレーサビリティと重要性

トレーサビリティ(Traceability)とは「Trace(追跡)」と「Ability(可能)」を組み合わせた造語です。

「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすべく、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡可能な状態にすることです。

 

製造業では、原材料・部品の調達から加工、組立、流通、販売の各工程で、製造者・仕入先・販売元などを記録し、履歴を追跡可能な状態にしておくことです。
特に製造業においては、何か不具合があった場合、トレーサビリティの確保ができなければ大きな損失となり、会社の存続にまで影響しまうことがあります。

2.トレーサビリティシステムの運用方法

トレーサビリティシステムを運用するには、どのような方法があるでしょうか。
 

<手段>
 ・現品票
 ・QR/バーコード付ラベル
<機器>
 ・タブレット
 ・ハンディーターミナル
 ・PC(バーコードリーダー)
 

材料・部品の仕入、支給、受入、社内工程の実績収集に「現品票」や「ラベル」などを活用されます。

入力工数を軽減する為に、現場にてタブレットまたはハンディーターミナルでスキャンして、付加情報(担当者、実績数、不良情報など)を入力する方法があります。
どのような機器を採用するかは、製造する環境に依存します。
例えば、粉塵が多い製造現場であれば、ハンディーターミナルがおすすめです。
また、検査工程など入力情報が多く必要な場合であれば、タブレットが有効になります。

3.トレーサビリティシステムのメリット

それでは、トレーサビリティシステムのメリットを考えてみましょう。

 

・責任の明確化
  不良が発生した際に、原因の特定がすぐにできるようになります。
・原因追及、分析、対策
  不良品の発生、流出などを防止して、早急に対策を打つことができます。
・リスク管理
  トレーサビリティをすることでリスク管理に繋がりますので、ブランド向上により、顧客からの信頼に繋がります。

4. トレーサビリティに取り組むことで

トレーサビリティシステムは、リスク対策だけではなく、ブランド向上により他社製品の差別化に繋がります。

また、顧客からの信頼向上も期待できます。
そして、蓄積されたデータから業務改善の分析、品質管理の検討もできるようになります。
トレーサビリティシステムは、現場改善、リスクマネージメントの双方にメリットがあります。

 

ぜひ、業務改善を考える際の一助にして頂けば幸いです。
 

氏名:紺 史明(こん ふみあき)

所属:(株)テクノア TECHS事業部 顧客支援部

 

生産管理システムの導入前支援及び導入後の運用指導に携わっております。

お客様の相談には親身に乗り、お困りごとを解決する事で、ご活用いただいております。            

多くのお客様は、業務改善に繋がっています。            

課題の本質を捉えて、お客様に合ったIT利活用方法を提案させていただきます。

(株)テクノア 渡邉