お客様プロフィール

商 号 株式会社 IDX
所在地 栃木県
電話番号
設 立 2003年6月
資本金 4億5678万5千円
事業内容 電気、電子応用機械の企画、開発、製造、販売
この事例で 導入された製品
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TECHS-S

旧システムで出来なかった在庫管理を実現

高品質・高性能な製品作りを支える経営理念「QUICK」
 同社は、平成15年6月に東京電子株式会社の持ち株会社である株式会社IDXホールディングスとして設立された。その後、平成16年12月に株式会社アドテックプラズマテクノロジーの子会社となり株式会社IDXとして再起し現在に至っている。
 同社では平成16年12月よりQuality・Unique・Innovative・Creative・Kind of the earth の頭文字をとった「QUICK」を経営理念として、お客様の多様なニーズに合わせた高品質な製品、サービス、メンテナンスを提供することに注力した会社経営をしている。
同社が最も得意とするのは電源装置である。海外メーカーとの競合もある中で、お客様には多くの大学や政府研究機関などを有する他、J-PARC(大強度陽子加速器計画)をはじめとする国家プロジェクトにも大きく貢献している。
また、最近は医療分野での受注割合が増えてきている。背景には「技術の進化により研究所だけでなく、多数の病院が、加速器を利用した癌治療装置を設置する傾向が強まり、同社の加速器用電源が必要とされている。 つまり、装置は小型で、安価であるだけではなく、使いやすいものが求められることから、今後はさらに受注台数の増加が見込まれる。」と製造部資材課長 A氏は語る。
様々なシステムを比較した結果、TECHS-S導入を決定
 更に、同氏は、「顧客のニーズに応えるためには品質管理だけでなく、原価管理もシビアにならざるを得ない。装置一台、一台に1年ごと、2年ごとの定期点検があり、10年は稼動させる。実際、修理に戻ってくる装置の中には、20年前、30年前のものもよくある。また、技術者は、一人前になるには10年~20年もかかる。こうなると定期点検時に、当時のメンバーがすでに退社し、居ないこともある。定期点検時に、装置の一部だけを新しくして、長期間使い続けていただくには、使用部品の長期間に及ぶ管理が重要になる。そこで、過去の部品構成が簡単にわかるシステムを探し、様々なメーカーのソフトを検討した結果、同社の要望に一番適合すると感じられた、TECHS-Sの導入に踏み切りました。」と話してくれた。
導入前は、営業系の業務システムの次に工場用に作った"サブシステム"があったが、使い勝手の悪さから、だんだん管理が杜撰になってしまったという。
TECHS-Sを使って本格的に在庫管理を行う
 まず、旧システムでうまく管理運用が出来なかった、在庫管理システムから、TECHS-Sの運用を始めたという。「TECHS-Sを導入する前は技術部の独断で部品を選び、発注していたために流用できる部品も、流用しないまま倉庫に散乱していたり、鍵をかけていない倉庫に不必要な在庫が増え続けていた。その結果、部品の在庫点数は3万点近くに及んでいた。そこで、TECHS-Sの導入を機に資材課が資材発注の主導権を持ち、まず3000点の部品を選んで管理を始めた。その際に行ったTECHS-Sへの品番登録が大変だった。」とA課長は当時を振り返る。
その後、資材課に品番登録依頼を行わない限り、品番登録は出来ない、さらに品番登録がないと発注しない、というルールも決めた。こうしたルール作りなど運用のための工夫をすることによって、倉庫の在庫点数を3分の1にする事が目標であるという。同社では年に2回の棚卸しを行い、徐々に、確実にTECHS-Sによる在庫管理が効果を発揮しつつある。TECHS-Sでの在庫管理に関しては、ここまでくるのに本稼動から約1年を要した。
製造部長 N氏は、「在庫も少なくなってきているが、定点管理が不十分。 今後はTECHS-Sで更に無駄を削減して、適切な量での在庫管理ができるようにしたい。」と語る。
TECHS-Sによって作業効率もアップ
 発注は、資材課でリアルタイムに入力することで、技術部が直接資材データを確認できるようにした。これにより、社内での問い合わせが減り、在庫の払い出し処理が遅れている場合は、技術部内でまとめて処理をしてから在庫引当を行うようにするなど、作業効率も上がっているという。
技術部では従来、各自がExcelでバラバラに管理していたが、品番登録、在庫管理が一元的にできるようになったことで、TECHS-Sの特徴である部品表がしっかりしてきたとのこと。在庫の削減に寄与し、部品表が整備されることで無駄が減り、統計データの整理も実現できた。
細かい原価管理は勘定奉行で行うが、原価管理の元になるデータはTECHS-Sから抽出するなど、同社にとってTECHS-Sの存在価値は高まりつつある。継続運用による効果に期待は更に膨らむことになりそうという。
N部長から、まだ使いこなせていない機能として、部品表の構成展開、メール発注などがあるというお話を伺ったが、以上の経緯からみて、 それをクリアするのに多くの時間は必要なさそうだ。

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